【UFC】マクレガーが元王者ロビー・ローラーの引退に”待った!”年内の対決あるか
7月9日(日・日本時間)米国ラスベガスで行われた『UFC 290』で、引退宣言をしていた”激闘王”ロビー・ローラーが、38秒KO勝利で有終の美を飾った。しかしコナー・マクレガーはローラーの引退を信用していないようで、SNSで”待った”をかけた。
【動画】ローラーの”無慈悲”なアッパー!相手は組んだまま失神し倒れる
ローラーは元ウェルター級王者で、UFCの歴史に残るような大激闘を幾度も繰り広げてきた人気選手。9日の試合前には、今回でキャリアを終えることを発表していた。
試合では首相撲を仕掛けてきた相手に左のクリンチアッパー!さらに左のショートを追加すると、相手は真下に崩れ落ちて失神した。
会場では大歓声となったが、マクレガーはツイッターで、その映像を引用リツイートし「Back by the end of the year(年末までには復帰する)」とツイート。
ヘンリー・セフードなど多くの格闘家が、引退宣言しても復帰するように、ローラーの引退も年内だけのことだとカムバックを示唆した。
マクレガーは近年ウェルター級でも試合をしており、また最近のマッチョぶりから、復帰戦はウェルター級で、大物のローラーと考えているのか。
これについて試合後のインタビューで、ローラーは「なぜ、彼は戦いたがっているんだ?」と疑念を呈する。
続けて「ビッグファイトだけど、そういうことは考えていない。今日は気分が良かったんだ。確かに、この後もずっと良い気分だったら…?もし今日の試合時間が長かったなら…?いやいや、でも自分が成し遂げたことには満足しているし、これは良い終わり方なんだ」と若干の含みを持たせつつ、カムバックを否定した。
さらに「彼はきっと僕にガソリンを入れさせようとしているんだろう。でも今はただリラックスして、この瞬間を受け入れたいんだ」と今の気持ちに満足していると語った。
マクレガーは年内にライト級5位のマイケル・チャンドラーが予定されているが、半年間のドーピング検査を行っておらず、試合は暗雲が立ち込めている。
チャンドラーと戦うモチベーションが低下しているとも言われているが、代わりにレジェンドのローラーと戦うつもりだろうか、注目したい。
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