【KNOCK OUT】遺恨マッチの心直と乙津陸、会見で乱闘！「個人的に嫌い、また泣かせる」（心直）

2023/07/14（金）UP
（最終更新：2023/07/14 19:38）

　8月6日（日）に東京・後楽園ホールで開催される『KNOCK OUT 2023 vol.3』の記者会見が14日に行われたが、KNOCK OUT-REDバンタム級王座決定戦で対戦する、前王者の心直（REON Fighting sports GYM）と乙津陸（クロスポイント大泉）が乱闘騒ぎを起こした。

【フォト】心直と乙津が会見で乱闘！遺恨が深まる

　心直は日本屈指のテクニシャンで健太の愛弟子。一方の乙津は18歳の期待の新鋭。両者は昨年12月にKNOCK OUT-REDスーパーフライ級王座決定戦で戦っており、心直が判定勝利。乙津はキャリア初黒星を喫した。

　戦後からツイッターなどSNSで舌戦を繰り広げてきた両者。直接顔を合わせた今回の会見では最初から不穏な空気。

　心直が「個人的に嫌いなヤツ。沢山の人が見ている前で思い切り蹴ったり殴ったり、ヒジをぶつけて血だらけにしたり出来ることは気持ちいい」と挑発。さらに心直は、乙津の発言も遮るほどのヒートアップぶり。

　記者から「なぜそこまで乙津を目の敵に？」との質問が飛ぶと、心直は前回の対戦での試合前の裏話を暴露。自身が1回目の計量で体重超過し、その後の再々計量でクリアし、試合が成立したことを踏まえ、乙津に直接挨拶に行くと、年下の乙津から失礼な態度を取られたという。

　そこから二人の舌戦は止まらず、すると怒りが爆発した乙津が心直のシャツの襟を掴む事態に。宮田Pを間に挟んで起きたこの乱闘騒ぎはスタッフが入り収まった。

　心直は「また、泣かせまーす」と一言。対する乙津は「今回のリベンジマッチはしっかり俺が勝ってベルトを巻く」と雪辱を晴らすと共に王者になることを宣言した。

　会見でさらに遺恨が深まった両者。最後に笑うのは、心直か、乙津か。

　今大会では、そのほか2つのタイトル戦が実施。KNOCK OUT-BLACKスーパーバンタム級タイトル戦で王者の古木誠也（G1 TEAM TAKAGI）と挑戦者の小倉尚也（スクランブル渋谷）が激突。

　この対戦は当初、古木の相手として、今月11日に行われた同タイトルへの挑戦者決定戦で小倉に勝利した武蔵が予定されていたが、武蔵が所属ジム退会を理由に今大会を欠場。急遽、挑戦者として小倉に白羽の矢が刺さった。

　古木は「小倉選手はガッツがあってとても手強い相手になるが、自分が勝ってこのベルトを守る」と初防衛にむけて静かな闘志を燃やす。

　対する小倉は「試合結果で一番目立ちたい。必ずKO勝利でベルトを巻く」と気迫を込めた。

　そのほかKNOCK OUT-REDスーパーバンタム級タイトル戦で古村光（FURUMURA-GYM）を挑戦者に迎える王者の壱・センチャイジム（センチャイムエタイジム）は「覚悟の面では負けない」と落ち着いたコメント。

　対する古村は「プロ初のタイトル戦。覚悟を決めて王者になることしか考えていない」と力強く語った。

　さらに遺恨の生まれた心直と乙津の王座戦、そして王者と挑戦者の意地がぶつかり合う2つのタイトル戦と、豪華な3大タイトル戦が大会を盛り上げること必至だ。

＜決定対戦カード＞
▼KNOCK OUT-REDバンタム級王座決定戦/3分5R・延長1R
心直（REON Fighting sports GYM）
vs
乙津陸（クロスポイント大泉）

▼KNOCK OUT-BLACKスーパーバンタム級タイトルマッチ/3分3R・延長1R
古木誠也（G1 TEAM TAKAGI/王者）
vs
小倉尚也（スクランブル渋谷/挑戦者）

▼KNOCK OUT-REDスーパーバンタム級タイトルマッチ/3分5R・延長1R
壱・センチャイジム（センチャイムエタイジム/王者）
vs
古村光（FURUMURA-GYM/挑戦者）

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