魔裟斗、スーパーボン“高速左ハイキックKO”の秘密に驚き「これ危ないね!」
先月10日にタイのルンピニー・スタジアムで開催の『ONE Fight Night 11』のフェザー級キックボクシングマッチにて、タイフン・オズカンを高速左ハイキックでKOしたスーパーボン・シンハ・マウイン(タイ)が、魔裟斗のYouTubeチャンネルに出演した。
スーパーボンは日本でテクニックセミナーを開くために来日した際、魔裟斗とのコラボ動画出演の機会を得たようだ。
【フォト&動画】魔裟斗、スーパーボンの“高速ハイキック”に驚く場面
魔裟斗は、「世界ナンバー3に入るスーパースターが来日してくれました」とスーパーボンを迎え入れ「大ファンですよ」と伝えると、スーパーボンも「私もです。魔裟斗さんの試合映像をたくさん見てきました」と笑顔を見せた。
とても友好的で、魔裟斗への敬意を見せるスーパーボン。難攻不落と思われていたペトロシアンをジャンピングハイキックでKOしたシーンについて魔裟斗が「狙っていたの?」と質問すると、スーパーボンは「実は判定で勝とうと思っていました。でもハイキックは、いつでも出せるようにしていました」と答えた。
トークが終わると魔裟斗は、スーパーボンの蹴りをミットで受けることに。その流れの中で、オズカンをKOした高速左ハイキックの話題になった。魔裟斗は自身の動画でも高速ハイキックを分析し、その時は「右にサークリングしながら足を入れ替えずに、右へステップインして左ハイキックを決めている」と指摘してノーモーションのハイキックを実演した。
そして魔裟斗は答え合わせをするように本人に確認すると、スーパーボンは「その蹴りは相手がパンチを出すタイミングで蹴らないと当たりません」と相手の右のパンチにハイキックのカウンターを合わせていると明かした。魔裟斗がワンツーのパンチを出すタイミングで、スーパーボンの左ハイキックが入りそうになり「これ、危ないね」と驚く場面もあった。
また、高速ハイキックは、左フックのカウンターも狙っているという。相手が連打する時にワンツーフックの3連打の基本的なコンビネーションがあるが、フックを打つ際に逆手のガードがやや下がることになるため、そこが穴だとスーパーボンは言う。ワンツーフックは最後のフックが力強くなるため、「最初のワンツーはガードできる。最後のフックが力強くなるので、そこに合わせる」と明かした。
魔裟斗は「普通はパンチをもらっちゃいそうで、そのタイミングでハイキックなんか出せないよ」と驚いたものの、スーパーボンは「自分から攻撃している時の方がガードしてないので、そっちの方が怖い」とコメントした。
世界最高峰のレベルは、相手のパンチ連打にハイキックを合わせる高い技術を持つ。それは、もはや神業と言ってもいいだろう。スーパーボンがガードを固めて相手のパンチ連打を受けている時は、ハイキックに注目してほしい。高速ハイキックのロジックが見えるかもしれない。
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