2023/07/15（土）UP
（最終更新：2023/07/15 21:05）

KANA(C)K-1

　7月17日（月・祝）に東京・両国国技館で開催される『AZABU PRESENTS K-1 WORLD GP 2023』の［K-1 WORLD GP女子フライ級タイトルマッチ/3分3R・延長1R］で挑戦者マッケンナ・ウェイド（イギリス）と対戦するK-1女子フライ級王者KANA（K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ）のインタビューが主催者を通じて届いた。

【動画】KANAがパンチ連打でKOする瞬間！

　今年3月、KO勝利したフンダ・アルカイエス戦を「練習してきたことが一つ一つ形になってきて、試合と練習の差がドンドンなくなってきて、すごく冷静に戦えたので、自分の中でも手応えのあった試合でした」と振り返る。

前回のアルカイエス戦

　今回も試合前恒例のアメリカ合宿を行ったKANA、「練習はスパーリング中心で、週3ぐらいでスパーリングと走り込みをやってきました。そこで見つかった課題があったので、いい時間だったなと思います」と成長を実感している様子。

　対戦相手のウェイドは様々なアマチュア大会で活躍し、昨年にはキックボクシングのアマチュアとプロの世界組織であるWAKOの世界選手権でも優勝を果たした。イギリスのムエタイイベントでキャリアを重ね、ボクシングルールの試合にも出場。
　戦績は11戦7勝（3KO）4敗で、24戦21勝（10KO）3敗のKANAよりキャリアは浅いが、イギリス人女子ファイターとして注目される存在だ。

　そのウェイドの印象を、KANAは「若くてパンチ主体の選手だと思います。実際にパンチでKOしていますし、そういう若さや自信はめちゃくちゃ警戒しなきゃいけないところだと思います」と話す。
　タイトルマッチに相応しい相手か問われると「もちろん相応しい相手ですけど、チャンピオンとして最強を目指していく上で、本当にナメちゃいけない相手だと思います。倒してクリアしなきゃいけないのは絶対条件で、しっかり緊張感を持ちつつ自分の仕事をしてKOしたいなと思います」と答え、油断は見せない。

　セミメインという試合順について「その位置で試合を組まれたことには絶対に意味があると思うので、しっかりインパクトを残して、見ている人たちにエネルギッシュな試合を見せたいなと思います」と意気込んだ。

　KANAの視線の先には、かねてから対戦を熱望している、ONEで活躍中のアニッサ・メクセンがいる。「ここから一戦でも落としたら自分が目標としているアニッサとの試合は実現が遠ざかる一方だと思うので、この試合に勝って、年内に実現させたいと思っています」と語った。

　試合でどんなパフォーマンスを見せてくれるのか、注目が集まる。

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