【K-1】ピケオ-「和島のローキックは自分には効かない」4度目の王座挑戦へ意気込み=7.17両国
7月17日(月・祝)『K-1 WORLD GP 2023~スーパー・ウェルター級&女子フライ級ダブルタイトルマッチ~』(両国国技館)の[第21試合/K-1 WORLD GPスーパー・ウェルター級タイトルマッチ/3分3R・延長1R]で、王者・和島大海(日本/月心会チーム侍)と対戦する挑戦者ジョーダン・ピケオー(オランダ/Mike’s Gym)が東京・K-1ジム総本部で公開練習を行なった。
ピケオーは15年5月の初来日以来、K-1・Krushを主戦場に活躍。20年3月に久保優太が保持していたK-1ウェルター級王座に挑戦して以来、新型コロナウイルスと怪我の影響で来日が遠ざかっていたが、今年3月『K’FESTA.6』で約3年ぶりにK-1凱旋。アビラル・ヒマラヤン・チーターを豪快なパンチで半回転させる衝撃KO勝利で、見事に復帰戦を飾った。
待ち望んだタイトルマッチを前に「凄く調子は良い。この6~7週間良いトレーニングができたし、いい成果を自分でも感じているので、試合に向けて自分のコンディションの準備ができていると思う」とピケオー。アビラル戦後に海外での試合オファーがあったものの「K-1のベルトに集中するために他の試合は入れずに練習だけしていた」と、この一戦に照準を合わせてきた。
王者・和島とは18年9月にKrushスーパー・ウェルター級タイトルマッチで対戦し、ピケオーが判定勝利を収めている。この5年間での和島の変化については「よりローキックに力を入れるようになった。ローキックとパンチを巧みに使いながら、プレッシャーを与えるようになった」と分析。
その上で「和島のような相手との戦い方は心得ている。ここで自分のゲームプランを話すつもりはないが、そういった相手にどう戦うべきか分かっている。和島のローキックは自分には効かない」と和島攻略の青写真を明確に描いているようだ。
これまで初代スーパー・ウェルター級王座決定トーナメント、第2代スーパー・ウェルター級王座決定トーナメント、そして久保とのウェルター級タイトルマッチと3度K-1王座に挑戦したピケオーだが、まだ一度もK-1のベルトを腰に巻いていない。
「自分もK-1 MAXを見て育ってきて、同じ70kgのK-1のベルトは自分にとって大きな意味がある。今ベルトは和島が持っているが、自分の中で意味のあるベルトを獲りにいくということで、俺にとって最大の挑戦になる」とK-1王座への思いを語るピケオー。
「和島にとっても、前回自分に負けているから、この試合は大きなチャレンジだと思う。2人とも目的は違うけど、この試合はお互いにとって大きなチャレンジで、タフな試合になることは間違いないが、すごく良い試合になると思う」とK-1の歴史に残る試合にしたいと話した。
両国大会を締めるスーパー・ウェルター級タイトルマッチ。ピケオーは悲願の王座奪取を成し遂げるか?
▶︎次ページは【動画】ピケオーの強打炸裂!アビラルが半回転して倒れる瞬間
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