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【修斗】ストロー級世界王者・新井丈、圧巻KOで10連勝&初V成功!2階級制覇宣言

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2023/07/24(月)UP

山内が圧巻初回KO勝ち

▼第8試合 フライ級5分3R
〇山内渉(FIGHT FARM/同級世界1位)
TKO 1R 1分10秒 ※パウンド連打
●ヤックル真吾(T-REX柔術アカデミー/同級世界3位)

ダウンを奪う山内

 山内はデビュー後、破格の5連勝中と絶好調。昨年11月の清水清隆とに対戦では、初回圧巻KO勝ちでインパクトを残すなど、活躍中だ。

 対するヤックルは宮崎からの参戦で、前回の試合では宮城友一に勝利を収めている。世界1位vs3位にトップランカー対決を制するのは、どちらか。

追撃する山内

 1R、お互い右構え。まずは山内がローを蹴る。近距離の打撃の攻防からヤックルが投げに成功し、上を取る。ケージ際まで動き、ケージを蹴った山内は立ち上がる。スタンドへ戻ると、山内がワンツーをヤックルにクリーンヒット。倒れたヤックルにパウンド連打、これを見事にまとめ切って、山内が圧巻KO勝ちを収めた。

 山内はデビューから6連勝を収め、絶大なインパクトを残した。


関口祐冬(左)が判定勝ちを収めた

▼第7試合 フライ級5分3R
〇関口祐冬(修斗GYM東京/同級世界2位)
判定 3-0  ※三者共に29-28
●内藤頌貴(パラエストラ松戸/同級世界5位)

内藤(右)もパンチで応戦

 関口はかつては連勝街道を突き進んでいたが、前回の試合ではストロー級世界王者・新井丈に敗北を喫した。今回が再起戦となる。

 対する内藤は約7か月ぶりの再起を果たす。兄・のび太とは対照的に打撃を得意とする激闘派なだけにスリリングな試合が見られそうだ。

 1R、サウスポーの内藤が距離を測って、ローを蹴り込む。関口は組みの展開へ持ち込み、内藤をケージに押し付ける。内藤は距離を取るとローで応戦。関口は変則的なセンチャイキックを見せる。

内藤(右)もパンチで応戦

 2Rになると、関口がタックルを仕掛ける。それを切った内藤はローを蹴り返す。内藤のパンチを上手く見切った関口はカウンターの右フック。終盤にはダブルレッグでテイクダウンからのパウンドを放った内藤。

 3R、関口がジャブを突くと、内藤は右ローで応戦。関口がタックルを仕掛けて、しつこく組み付く。内藤は肩パンチを放つ。スタンドでは、関口はミドルを蹴る。関口はシングルレッグ狙い、バックスピンキックを蹴る。内藤はヒザ蹴りのカウンター、それでも関口が最後にはシングルレッグからパウンドを放ち、印象付けた。

 ジャッジ3者は1ポイント差で関口を支持。関口が判定勝ちを収めた。

▶︎次ページは、加藤ケンジvsスソン、藤野恵実vs.エンゼル☆志穂

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