【ボクシング】井上尚弥、”バキバキ”マッスルで計量パス、フルトンと一触即発の睨み合いに！

2023/07/24（月）UP
（最終更新：2023/07/25 18:39）

　7月25日（火）に行われるプロボクシング世界スーパーバンタム級2団体統一戦（有明アリーナ）の前日計量が24日、横浜市内にて行われ、リミットの55.3kgに対し、世界同級1位の井上尚弥（30=大橋）が55.2kg、WBC＆WBO世界同級王者スティーブン・フルトン（29＝米国）は55.3kgで一発パス。井上は階級を上げたこれまで以上のバキバキのマッスルポーズを決め、井上がフェイスオフで強く睨むと、フルトンも睨み返し一触即発の状態となった。

【フォト】井上とフルトンの計量マッスルボディ、一触即発の睨み合い映像も！

　熱すぎる30秒の睨み合いを行った両者。井上の闘争心は明日へ向かって燃え上がっているようだ。
　互いのフェイスオフではフルトンの身長が高く見えた。フルトンの身長は169cm、井上は165cmと4cm差。体の厚さは、背中の盛り上がりがフルトンのほうが大きく見えた。また、リーチは井上171cmに対し、フルトンは179cmと8cm差。これがどう勝負に左右するか。

　井上は5年2ヶ月ぶりの挑戦者・青コーナー。そのときの相手はWBAレギュラー王者ジェイミー・マクドネルだった。マクドネルは身長176cm、リーチ182cmと井上と大差があったが、わずか1ラウンド1分52秒でKO勝ちしている。

　22日の会見で大橋秀行会長は「青コーナーから出てくる井上尚弥、赤コーナーの時よりもう一段、怪物的な強さを見せます」と語り、井上は「挑戦者であるということは高いモチベーションもありますし、今まで以上のいい試合ができるんじゃないかと思っています」意気込んでいる。

　一段と力強いボディを見せた井上、果たしてフルトンから2つのベルト奪取なるか。

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