井上尚弥の拳にガーゼも”意味なし”、ガーゼとテーピング巻く映像が海外で配信
7月25日(火)井上尚弥(30=大橋)が、WBC&WBO世界Sバンタム級王者スティーブン・フルトン(29=米国)に8R1分14秒KO勝利し、2団体統一王者となった。
試合前にはフルトン陣営が井上のバンデージの巻き方に疑問を呈していたが、今回、井上は手首と拳にガーゼを巻いてから、テーピングを施していた。そのシーンが海外メディアESPNで公開され話題となった。
事の発端は22日の会見で、フルトン陣営のトレーナーが、井上のバンデージの巻き方について「肌に直接テーピングした上でバンデージを巻いている。これでは安全性がなくなるので、この問題が解決されなければリングに上がるべきではない」と訴えていたことから。
JBCのローカルルールでは、素肌に直接テーピングしてからバンデージを巻いても大丈夫だが、北米では禁止されている州が多い。
これに井上は「すごくナイーブだと思う。24戦全て正々堂々と戦っているので、ご心配なく」と返していた。
しかし20日、大橋ジムが譲歩し、北米基準の統一ルールに則り、井上が素手に1度ガーゼを巻いてからテーピングすることで決着していた。
ESPNはSNSで、井上が試合前のバンデージを施される映像を「普通の巻き方らよ」と題して投稿。映像ではガーゼを一度巻いてからテーピングが巻かれ、フルトン陣営も確認する姿が映されていた。
試合では、井上が8R、右ストレートからの左フックでダウンを奪い、さらに強打の連続でTKO勝利。井上のパフォーマンスにはほぼ影響がなかったと言える。
コメントには「フルトンの言うことももっともだったが、井上のパンチは強力すぎ、意味がなかった」「これを受けた井上は男だ」など井上の態度やパンチ力を賞賛する声で溢れた。
▶次のページ:【動画】井上がガーゼの上からテーピングをする実際の映像
- 1
- 2
- ≪ 前のページへ
- 次のページへ ≫
●編集部オススメ
・【テレビ・配信】7.30 スペンスvsクロフォードの4団体統一戦 生中継、放送、配信情報
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします
TwitterでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!
Follow @efight_twitインスタグラムでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!