【RIZIN】朝倉未来、クレベル戦では拒んだ”タップ”を今回行った理由

2023/07/30（日）UP
（最終更新：2023/07/30 22:22）

　7月30日（日）に開催された『超RIZIN.2』（さいたまスーパーアリーナ）の［フェザー級タイトルマッチ]で、ヴガール・ケラモフ（アゼルバイジャン）に、衝撃の一本負けを喫した朝倉未来（トライフォース赤坂）が、試合後インタビューに答えた。

【動画】朝倉未来がタップ！レフェリーが止める瞬間

　試合では、ケラモフが片足タックルからテイクダウン。マウントからヒジを落とすケラモフに、未来は立ち上がろうとするも、ケラモフは背後からとらえやや横からチョークスリーパー！極め切り、未来はタップし、まさかの1R一本負けとなった。

　未来はケラモフについて「強かったですね。絞める力、組技の力が想定外だった」とフィジカルの強さを挙げた。

　チョークに入られる前、未来は立ち上がろうとしたが「背中がロープについていて、あの体勢から極まることはないと思っていました。立つ準備はしていたんですけど、なんかだんだん絞まっていって」と振り返る。

　21年6月、クレベル戦で一本負けを喫した際には、未来はタップをせずそのまま絞め落とされた。
　今回はタップをした理由について聞かれると「タップをしないことも出来る。タップしないで落ちることは、たやすいこと。ただ前回タップしないことは良くないことだという世の中や格闘技界の風潮があって。あそこでどうあがいても落ちるしかないんで」と、今回タップした理由を説明した。

　大会ではケラモフの故郷・アゼルバイジャンでの大会も発表された。
　ケラモフへのリベンジとしてアゼルバイジャン大会に出たいかとの問いには「今はそんな発言権はない。とりあえず今後のことは今考えられない」と進退については未定だと語った。

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