女子ボクシング世界7階級王者セラノ、米国メジャーPFLに電撃参戦！

2023/08/03（木）UP
（最終更新：2023/08/03 19:40）

　女子プロボクシングで史上初の世界7階級制覇を果たしたアマンダ・セラノ（34=プエルトリコ）が、米国の総合格闘技のメジャー団体の一つ『PFL』に電撃参戦することが決定した。同団体が2日に発表した。

【動画】女子ボクシング7階級制覇王者セラノが60秒殺一本勝利の瞬間

　セラノはWBC、WBO、IBFなどで女子世界スーパーフライ級からスーパーフェザー級まで7階級のベルトを獲得した女子ボクシング界のレジェンド的存在。
　18年からボクシングと並行してMMAにも挑戦。これまで2勝1分の戦績を持ち、勝ち試合は意外にも全てサブミッションによるものだ。21年6月のMMA前戦では、ギロチンチョークで相手からタップを奪い、わずか60秒の一本勝ちを収めた。

　セラノは、PFLと、注目の試合をフィーチャーするPPV専門の「スーパーファイト」部門で契約した。これは、今年5月に契約が決定し話題を集めた前UFC世界ヘビー級王者フランシス・ガヌーと同じもの。セラノの対戦相手や日時は今後発表される予定だ。

　セラノは今月5日（日本時間6日）に米国テキサス州で開催されるボクシングの4団体統一女子世界フェザー級タイトルマッチにて、元WBO王者ヘザー・ハーディ（米国）を挑戦者に迎え防衛戦を行う。

　両者は19年に1度対戦しており、その時はセラノが判定勝利を収めている。PFLへの参戦前、セラノは盤石の強さを見せ防衛に成功するのか。注目だ。

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