【RISE】大雅、常陸飛雄馬戦へ「早くKOしたい、自信ある」理想は“貰わず当てる”

2023/08/14（月）UP
（最終更新：2023/08/14 18:55）

　8月26日（土）に東京・大田区総合体育館で開催される『RISE WORLD SERIES 2023 2nd Round』のスーパーフェザー級ワンマッチで、同級2位・常陸飛雄馬（TARGET SHIBUYA）と対戦する第3代K-1 WORLD GPスーパー・フェザー級王者・大雅（TRY HARD GYM）が公開練習を行った。

【フォト】大雅、武尊出場パリ大会でダウン奪う完勝！進化見せる

　現在27歳の大雅は16歳でプロデビュー。11年もの間、リングで戦ってきた。過去にはK-1王者となるも、移籍後は原口健飛ら強豪にKO負けも経験し、その度に立ち上がり強くなってきた。「現役の半分以上は来てると思うので、残りの現役の期間、無駄のないように後悔しないようにやらないといけない」と気を引き締める。

　今年6月に武尊と出場した『Impact in Paris』では海外強豪からダウンを奪う圧勝でその実力を世界に知らしめた。「僕の中で前回の試合が楽しかった。楽しんでやろうという感じでやったら、自分的にはいい感じでした。（今回も）その感覚でやろうかな」と心境面で大きな変化もあった。

　今回対戦する常陸は、一撃の強打を武器とするランキング2位の強豪。今年1月には、現王者チャンヒョン・リーと延長にもわたる激戦（惜しくも判定負け）を演じている。「もちろん一発は凄いあると思うので、もらったら危ない」と警戒する。その上で「一発を貰うか、自分が貰わずに当てるか」が勝負の分かれ目だという。

　王者チャンヒョンとのタイトルマッチに漕ぎ着けるためにも、この試合は絶対に落とすことは許されない。「自分のレベルを上げていって、自分を出せば負けることがない。結構、圧力かけてくるので捌くか、打ち合う場面も出てくると思う。どこでも勝てるようにしています。楽しめば絶対に負けない」などと自信たっぷり。

　自身のファイトスタイルについては、“貰わずに当てる”が理想だというが「やっぱりKOした時はめちゃくちゃ気持ちいいので、しっかり倒せるようにはなりたい。一回KOすればそれで掴めると思う。早くKOしたいなって感じです。そのタイミングが今回かは分からないですけど、自信はあるので楽しみです」とコメント。3連勝中もKO勝利がない中でも、“倒せるファイター”が理想像だ。

　最後には「今回しっかり勝って、早くタイトルマッチできるようにアピールするので、楽しみにしていてください」と語った。RISE伊藤隆代表は「内容次第ではあるが、大雅が勝つことがあればチャンヒョン・リーとのタイトル戦を考えている」と話しているだけに、勝ち方が問われる。果たして、常陸をKOし、チャンヒョンへのタイトルマッチ挑戦権を獲得することができるか。

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