“ビキニ女王”安井友梨、足指骨折も「出場諦めない」トレーニング再開

2023/08/21（月）UP
（最終更新：2023/10/20 08:03）

　“ビキニフィットネスの女王”全日本7連覇で世界準優勝の安井友梨（39）が、19日に自身のSNSを更新し、足指を骨折したことを告白。歩くのも難しい状態だが、治療して3週間後のオールジャパンへの出場を目指すとし、トレーニング再開したことも報告した。

【フォト＆動画】安井の包帯を巻いた足、ビキニ写真、気迫のトレーニング映像も

　安井は昨年のフィットネスの全日本選手権で7連覇を達成したが、同年10月に行われた世界選手権では2年連続の準優勝となり、悔し涙を流した。当初は世界選手権で優勝して引退する予定だったが、「あと1年は続ける。金メダルを獲るまでやめられない」と宣言して今シーズンを迎えている。

　19日、安井は自身のインスタグラムで「ジムのロッカーに、ラットプルのパラレルグリップアタッチメントを保管していました。ロッカーを開けた瞬間、その鉄の塊である15キロパラレルグリップが、裸足の左足の上に落ちてきました。おととい夕方、左足指基節骨を骨折してしまい、緊急で救急病院に運ばれました」と綴った。

　9月9日〜10日に栃木県総合文化センターにて『ALL JAPAN FITNESS CHAMPIONSHIPS 2023』の開催が迫る中、その大会当日には普通に歩くのも難しいと言われ「左足の親指を粉砕骨折していますので、3週間では普通に歩くのも無理と病院で言われたことには何の不思議もありません」と怪我の状態を説明。

「本当は即手術が必要で、、ましてや、ヒールを履くなんて絶対むりだと。全治には1年かかるだろうと、、、最初の病院での診断は、世界一を目指す私を奈落の底まで落とすのに十分すぎました」と続けた。

　しかし、その後いくつかの病院をまわった安井は「検査と治療を繰り返し、手術はしないで治療を続け、大会出場を目指すことにしました」と決意。

「トレーニングも昨日から再開しました。3週間後のオールジャパンに出場するためには、文字通り『奇跡』を起こさなければいけません。絶対に絶対に諦めたくないです。いつもお願いしてばかりですが、どうかどうか皆さまのお力をお貸し下さい。『自分と未来は、変えられる』ことをみなさんと一緒に証明させて下さい」と呼びかけた。

　トレーニング映像も同時に投稿しており、左足に包帯を巻きながらも気迫の表情で脚のトレーニングを行う安井の姿に、ファンからは「無理しないで」「治療に専念してほしい」と心配の声や、「奇跡を信じる」「きっと上手くいく」との応援メッセージも多く届いていた。

　安井は、この怪我からオールジャパン出場を果たせるか。そして復活し世界一の“ビキニ女王”へ、“三度目の正直”を果たすことはできるのか。注視したい。

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