ユダヤ人UFCファイターが“ネオナチ”をスパーリングで成敗！相手はボコボコにされ“改心”

2023/08/26（土）UP
（最終更新：2023/08/26 05:02）

　UFCファイターのナタン・レヴィ（イスラエル）が、ナチスのホロコーストを否定する、白人至上主義者の“ネオナチ”とスパーリングし、ボコボコに圧倒して“認識を改めさせた”動画が話題だ。
　スパーリング後、相手はレヴィに肩を組まれ「ホロコーストが存在することはわかっていました」と答えている。

【動画】ユダヤ人UFCファイターが“ネオナチ”をボコボコに！

　レヴィは伝統的なイスラエル家庭に育ち、幼少期をイスラエルで過ごすと、日本にも滞在し上地流空手や極真空手を学ぶ。MMA6連勝で21年、UFCライト級デビューし、現在UFC戦績は2勝1敗だ。
　現在はラスベガス名門ジムのエクストリーム・クートゥアで鍛錬する。

　今年7月、レヴィはSNSで、白人至上主義の「ベン」と口論になった。

　ベンは日ごろからユダヤ人たちを攻撃する主張や、ホロコーストを否定するなどネオナチ的な投稿を行っていたが、これにレヴィが突っ込むと、ベンは「私たちの主義を代表し、いつでもラスベガスに行き、あなたとスパーリングする用意がある」と返した。

　まさか来ると思っていなかったレヴィだが、動画では、ベンが突然ジムに来訪する所から始まっている。
　ベンは大柄な白人で、レヴィよりもかなり体重が重そうだ。

　話してみるとベンは穏やかな様子で「SNSではふざけているだけなんだ」と語った。しかし、レヴィがホロコーストのことを確認すると、うやむやな返答だ。

　レヴィは「彼をあまり傷つけたくないが、ネットの荒らしには教訓を与える必要がある」とスパーリングを行うことになった。
　ベンは空手やテコンドーを8年間やっていたと言い、腕に自信があるそうだ。

　スパーリングが始まると、ベンは体格を生かして前進し、パンチやハイキックで攻めるも、レヴィにほぼ避けられてしまう。
　レヴィはテイクダウンし、マウントから軽めのパンチ、さらには肩固めをするとベンは「ごめんなさい」と叫び、タップした。

　しかしスパーリングを見ていたジムメイトたちが「ベン、続けろ！」と煽る。スパーリングは続行し、その後もベンは何度もグラウンドで殴られてしまった。

　スパーリングが終わるとベンは「彼は本物の男だ」と負けを認める。そしてレヴィが肩を組みにくると「ホロコーストでは600万人のユダヤ人が殺されました」と主張を変更した。

　レヴィは「よく調べなきゃだめだ。もし次があったら、2倍痛いよ。君はもうネオナチではないけど、ネットの荒らしなんだから」と諫めた。

　動画ではベンの友達もジムに来ており「ベンの誇りを守りにきた」と彼もスパーリングする。しかしレヴィとは別のイスラエル人ファイターに殴られ鼻血を出し、開始十数秒で降参する様子が収められている。

　動画には「格闘家をナメすぎだ」「これはシリーズ化する必要がある」など面白がるコメントで溢れている。
　中には「全て演出である可能性がゼロではない」との意見もあったが、レヴィは「100％演出無し！」と返している。

　レヴィは9月16日のUFCで試合を控えている。ユダヤ人の誇りを胸に、勝利することが出来るか。

▶次のページ：【動画】ユダヤ人UFCファイターが”ネオナチ”をボコボコに！

• 1
• 2

• ≪ 前のページへ
• 次のページへ ≫

●編集部オススメ

・所沢のタイソン、バン仲村とのスパーで強烈ボディ攻撃「鉄球が飛んでくる感じ」ついにベールを脱いだ“喧嘩3000戦無敗”の実力

・【BreakingDown9】スロベニア男の恐怖、実は”激ヤバ”ルールでも勝利の喧嘩屋、ミスターブレイキングダウン”川島大丈夫か？

・【フォト】ラウンドガール宮原華音、仮面ライダーシリーズ復帰へ“割れた腹筋”公開

・女子柔道・出口クリスタ、鍛えた腕見せ“きんに君ポーズ”！妹ケリー登場に“マッスル姉妹”の声