【RISE】OFG初代王者YA-MAN「俺がエースになります」宣言！計5回ダウンの応酬でKO勝ち

2023/08/27（日）UP
（最終更新：2023/08/27 05:39）

　8月26日（土）に東京・大田区総合体育館で開催された『RISE WORLD SERIES 2023 2nd Round』の［初代RISEオープンフィンガーグローブ（OFG）-65kg級王座決定戦］で山口裕人（道化倶楽部）と計5回のダウンの応酬を制し、KO勝ちで初代王者になったYA-MAN（TARGET SHIBUYA）が試合後インタビューに応じ、エース宣言をした。

【フォト＆動画】YA-MAN、計5回の“過激な”ダウン激闘シーン

　YA-MANは元気な姿で試合後のインタビューに応じ、「ダメージは、カーフ蹴った時に、相手のヒザを蹴って痛いくらいですね」と笑顔を見せた。

　最初に喫したダウンの場面については、「1R目は速攻で終わらせようとしてゾーンに入っちゃいました。相手に乗せられましたね。相手も来るんで。でも素人みたいに大振りになってしまって、パンチをもらって一回転していましたね。立ち上がっても、視界がユラユラして相手か審判か分からないくらいでヤバかったです」と振り返った。

　ダウンから立ち上がったYA-MANは、「1Rの記憶はないんですけど、本能でパンチをコンパクトに打つように修正したのかもしれない」と山口と打ち合いになり、ダウンを奪い返している。ダウンの応酬となった後、YA-MANは山口に“いいねぇ”と嬉しそうに話しかけ、再び2人は激しい打ち合いに。この時のやり取りを聞くとYA-MANは、「記憶にない」と笑った。

　そして、2Rに入るとYA-MANのパンチが当たり始め、山口から3度目のダウンを奪い、最後はパンチをまとめてレフェリーが試合を止めた。2R目の攻防について山口は「YA-MANが頭を使ってきましたね。2R目から攻め方を考えてきましたので、考えてくるなよと思いました」と振り返った。

　そのことを伝えられたYA-MANは、「頭を使うのが格闘技なんで」とバッサリ。この修正力の高さが、YA-MANの“成り上がり”を支えてきたのだろう。

　最後にYA-MANは、「この2年間で、第1章は俺がベルトをとって成り上がることで終わりました。これからの第2章は、RISEをどうやって盛り上げて行こうかと考えています。俺がエースになります」と団体の顔になることを宣言した。

　次は、MMAの試合になるというYA-MAN。RISEの看板を背負い、MMAの舞台でも暴れるつもりなのだろう。エースの自覚が出てきたYA-MANの“NEXT”が、さらに楽しみになってきた。

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