木村ミノルのドーピング試合に「やった事は殺人未遂」の声も”KO負け”のロクク・ダリ「もう一度試合を」
今年6月24日開催の『RIZIN.43』で木村ミノルと対戦し、“失神KO負け”したロクク・ダリが、今月4日に投稿された元DEEPフェザー級王者ジョビン(松本晃市郎)のYouTube『ジョビンチャンネル』に出演。ダリは、今月2日にドーピング陽性が公表された木村に「もう一度やりましょう」と訴えた。
しかしジョビンは「(木村が)やった事は殺人未遂」と木村を猛批判、共に出演した元プロボクシング日本スーパーライト級王者・細川バレンタインも「永久追放以外は妥当な制裁がない」と厳しい言葉を投げかけている。
【フォト・比較】”ドーピング”木村のムキムキすぎるボディとダリが計量で並ぶ、KOの瞬間、この対談動画も
木村は2日の会見で、ダリ戦について「(禁止薬物・クレンブテロールの)使用は辞めていたが、陽性反応が出たのは、まだその成分が身体に残っていた」と説明。試合もノーコンテストとなった。
試合は、RIZINキックボクシングルール(3分3R)で行われ、木村が左ボディから左フックをアゴにヒットすると、ダリは立ったまま失神。わずか88秒のKOだった。
動画でダリは「試合後病院に行きチェックした。何もなかった。後遺症は無いと思う」と語るも「一ヵ月後に首が動かなくなった。やばかった」と一ヵ月後に突然異変があったと明かす。
また試合直後には「試合したか?本当に覚えてない」と記憶が無かったとも。
さらにダリは木村のドーピングについて「試合前に『やらない』と約束して、(会見を)見たら『すみません、やってました』バカだよそれ」と静かな口調ながら、怒りをあらわにする。
続けて「(木村は)男の子じゃ無い。ファイターだったら、やらないと言ったらやらない。あいつは3回くらい謝って、恥ずかしいな。ファイターで3回(ドーピング)やってるのはヤバい」とダリ戦の前、昨年12月の『巌流島』矢地祐介戦、今年3月の『KNOCK OUT』クンタップ・チャロンチャイ戦(いずれも木村が1R KO勝利)についても批判した。
しかしジョビンが再戦について尋ねると、ダリは「すぐにやりたい。負けた次の瞬間、ジムに話して『もう一回やりたい』と言った。それで(自分が)負けたら、(木村は)凄いと思う」と再戦を熱望する。
試合形式は「キックでもMMAでもいい」とし、ジョビンが「またドーピングしていても?」と聞くと「もう一回やりましょう。怖くない、ダリ男の子だから」と、木村がドーピングしてても良いと即答した。
同席していたジョビンと細川は、木村のドーピングを猛批判の立場だ。
ジョビンはSNSで「木村ミノル、お前がやった事は殺人未遂。RIZINだけでなくどうか業界から永久追放にしてほしい」と綴り、細川も「ドーピングで一回でもクロになったら、永久追放以外は妥当な制裁が無い」「ドーピングは、超卑怯なんよ。努力すら、しやすくなるから」と強く批判している。
動画でダリは終始なごやかな態度で「許せない」「恨んでいる」といった激しい物言いは無かった。
細川は「ズルいなと思うのは…。被害者の方は、格闘家という立場から『お前がドーピングしたからこうなった』と言えない。ダサい(となってしまう)んだよ。言えないから、待つしかない」と元ファイターとして共感を示した。
細川やジョビンはこの問題に対し、多くの意見を持っており、詳しくは当動画「【木村ミノル】ドーピング被害者の会、会長!ロククダリ登場!」等で詳しく語られている。
▶次のページ:【フォト・比較】”ドーピング”木村のムキムキすぎるボディとダリが計量で並ぶ、KOの瞬間、この対談動画も
- 1
- 2
- ≪ 前のページへ
- 次のページへ ≫
●編集部オススメ
・竹原慎二、木村ミノルの半年間の出場停止に「甘すぎる、永久追放でもいいくらい」と指摘
・ノッコン寺田、ボブ・サップ戦のヤラセ疑惑に「フルスイングのパンチ食らってるから!」
・【K-1甲子園&カレッジ】モデル小浜桃奈、菅原美優とのエキシ対決で蹴りがヒット!「試合をするの8年ぶり」
・【フォト&動画】”筋肉女子”ちゃんよた、過酷すぎる脚トレで太ももパンパンに「キツすぎておかしくなった」
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします
TwitterでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!
Follow @efight_twitインスタグラムでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!