竹原慎二、木村ミノルの半年間の出場停止に「甘すぎる、永久追放でもいいくらい」と指摘
元ボクシング世界王者の竹原慎二が、2日に自身のYouTubeを更新。昨日公表された木村ミノルの“ドーピング陽性”について触れ、半年間の出場停止処分に「永久追放でもいいくらい」と指摘した。
【フォト&動画】木村が計量で見せたムキムキ過ぎるボディ、竹原が木村の処分に言及
木村は21年12月の試合を最後にK-1を引退。22年初頭には、正式にボクシング転向すると発表し、竹原慎二&畑山隆則ジム(T&Hジム)で一時期練習していたという経緯がある。
竹原はその時を振り返り、「うちのジムで練習やってる頃も、尋常じゃない汗かいてたんで、代謝があまりにも良いなって思ってた」と話す。
続けて竹原は「同じプロ格闘家として、そんなんで勝って嬉しいのかね?俺は正々堂々とやって勝ちたいタイプだからさ。かなりショックです」と一度は面倒を見た木村に対し、残念な様子。
木村の処分は、当該試合の結果は無効試合、契約に基づく罰金、RIZINにおいて半年間の出場停止となったが、その事について「ボクシングなら体重超過で1年以上試合できない、ドーピングも1年以上。6ヶ月なんてのは、ちょっと怪我をして休んでる期間と同じ。他の団体だから俺がとやかく言うつもりはないけど、ちょっと処分が甘いんだよね。体重超過にドーピング違反か。永久追放でもいいくらい。そんくらいやったほうがいい。そこで心を改めたらチャンスをあげるっていうくらいの強気な姿勢でいかないといけないのに」と厳しく指摘した。
世界ドーピング防止機構(WADA)では、違反物質の種類と意図的かそうでないかにもよるが、通常2〜4年の出場停止が課せられる。さらに、悪質な場合は6年、その後複数回違反した場合は、永久追放の可能性もある。
短期間の例では、プロボクシングの尾川賢一が17年の検査で禁止薬物で陽性になったが、接種した憶えは無くアトピー性皮膚炎での塗り薬成分ではないかと主張。その後、調査は続いたが、1年間の出場停止処分で済んだ。また、ミルコ・クロコップは15年に、抜き打ち検査で陽性に。速やかに禁止薬物の使用を認め、2年間の出場停止となったが、引退を表明した。
さらに、元WBO世界バンタム級王者ゾラニ・テテの場合は、昨年11月に陽性が発覚。陣営は使用を否定していたがBサンプルでも陽性が発覚。南アフリカではライセンス停止、最大4年間の出場停止と見られている。
RIZINの榊原代表は、これまでタイトルマッチ、グランプリなどのビッグマッチ出場選手を対象したものや、抜き打ちの検査を実施してきたが、今後はさらに厳格化を進め、厳格な対策を進めていくと話した。
「クリーンな肉体を作って、正々堂々、皆様の前で戦いたいと思います」と語っていた木村だが、RIZIN復帰はあるのだろうか。
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