那須川天心がKO宣言、メキシコ王者の「経験値で優位」発言も「関係ないっしょ」と一蹴
9月18日、東京・有明アリーナにて行われる那須川天心(25=帝拳)のボクシング転向2戦目の会見が16日、都内にて行われた
那須川は123ポンド契約(55.79kg)8回戦に挑むが、対戦相手のメキシコバンタム級王者ルイス・グスマン(27=メキシコ)も登場。那須川は堂々のKO宣言、グスマンは経験で勝ると意気込んだ。
那須川は「凄く体調が良い、心も整っている。前回から5ヶ月間、この日のために生きてきたと言っても過言ではない。それを見せられると思うとワクワクしている」と成長ぶりをアピール。帝拳の浜田代表は「前の試合からこの5ヶ月間でこんなに成長するのかというくらいビックリしてます。楽しみにしてほしい」と太鼓判を押した。
その成長について那須川は「デビュー戦の時は言われたことだけをやっていたが、現在はステップ、パンチの打ち方、避け方など、完成ではないが、自分のスタイルがわかってきた。自分自身がわかるようになった。周りの人たちが評価してくれてるので、当日、皆んなに見せるのが楽しみ」と語る。
そして技術だけでなく、「相手や観戦しているお客さん、そんなひとたちの心も巻き込んで最終的に全員を倒しにいく、そんなつもりで戦いたいと思う」と試合に向けワクワクが止まらないようだ。
対するグスマンは「体調も最高、メンタルも充実している。さらに天心選手に勝っているのはプロボクサーとしての経験則、引き出しはたくさんあることだ」と自信ののコメントだ。那須川は1勝なのに対し、グスマンは10勝(6KO)2敗だ。
それについて那須川は「経験値はそんな気にしなていというか、関係ないっしょ」と一蹴した。
デビュー戦での欠点を、すぐ、次の練習からこの試合の日までやってきたという那須川。「人が本気になればここまでできるということろをみんなに見せたい」とし、「しっかり倒しに行ける姿を見せられると思う。楽しみにしてほしい」とKO宣言。
4月のデビュー戦ではダウンを奪うも判定決着だったことから、周りからはKO決着についてしか言われないことにも言及「そんなこと言われるんだったらやってやるよ、そんなノリです」KOへの強い思いを語った。
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