【RIZIN】金原正徳、“背水の陣”で難攻不落クレベルを撃破「今回負けたら、次でお終いにしようと」
9月24日(日)さいたまスーパーアリーナにて開催された『RIZIN.44』の[RIZIN MMAルール:5分 3R(66.0kg)]で、元RIZINフェザー級王者クレベル・コイケ(ボンサイ柔術)を判定で下した金原正徳(リバーサルジム立川ALPHA)が試合後インタビューに応じた。
金原は「全身全霊で戦う」と宣言していたようにクレベルを見事に攻略し、難攻不落の前王者から勝利を収めた。
インタビュールームへ現れた金原は、「やっと終わった。勝てて良かったです」と安堵の表情を見せた。難攻不落のクレベルに勝てたことについては、「クレベルに寝技で対抗できるのは僕しかいないと言ってきて、それを証明できてよかったです」と、有言実行ができてホッとしていると現在の心境を明かした。
今回のテーマは「ビビらないことだった」といい、計量でのフェイスオフは視線を合わさずに下を向いたままだったものの、リングで向き合った時は目を見て視線を離さないようにしていたという。
その際に、「最初に右ボディからの左を“絶対に当てる”と念じていました」と攻撃のパターンをあらかじめ決めていたそうだ。それは、「実はクレベルの打撃と投げを警戒していて、そこで削られるのが嫌だった」と自分から打撃を打つことで先手を取っていったようだ。
そして、「突っ込んでくると思っていたんですけど、最初に組んだ時に差を感じなかった。1R目で、“よしいける”と思ったんで、2、3Rから気持ちに余裕ができました」と金原はペースを握ることができた要因を振り返った。
クレベルにギロチンチョークに入られた場面は、「クレベルは、ギロチンがそんなに得意ではないと思っていました。あの体勢に入られて注意していたのは、右手を抱えられて三角絞めに移行されることを恐れていました。常に二の手、三の手を考えていました」と冷静に対処していたと、金原は説明した。
金原は「今回負けたら、次でお終いにしようと思っていた。でも勝ったら、次にやるしかないんで」と現役はまだ続行するといい、「フェザー級は毎回主役が変わって、ジャンケンみたいで面白い」と、まるで他人事のように笑い飛ばした。
今回、金原がクレベルを破ったことで、さらに混沌となったフェザー級戦線。金原が言うように、次は誰が主役になるのだろうか。来週のRIZIN名古屋大会、11月のアゼルバイジャン大会も含めて、ますます目が離せなくなってきた!
▶次ページは、【フォト】金原、クレベルを“パウンド”で攻略したシーン
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