2023/09/24（日）UP
（最終更新：2023/09/24 22:00）

落胆のクレベルは、何度も気持ちを切り替えようとしていた

　9月24日（日）さいたまスーパーアリーナにて開催された『RIZIN.44』の[RIZIN MMAルール：5分 3R（66.0kg）]で金原正徳（リバーサルジム立川ALPHA）に判定負けを喫した元RIZINフェザー級王者クレベル・コイケ（ボンサイ柔術）が、試合後インタビューに応じた。
　クレベルは金原にギロチンチョークで攻めるも外されてしまい、スタンドや寝技で打撃をもらうなど、完敗した印象。落ち込む姿を見せたクレベルは、今回の試合で何を感じたのか口を開いた。

【フォト】クレベル、金原へギロチンチョークも極まらず、被弾も

　落胆の姿を見せたクレベルは、「寂しいです」と一言。そして金原については、「相手の印象は、変わらないです。リスペクトしていたので。でも、今日は自分の日ではなかった。金原の日で、自分の日ではなかったということ」と相手を称賛しつつ、自分がダメだったことを認めた。

　そして、「今は、早く家に帰りたい。お父さん、お母さん、子どもたち、チームのみんなが心配です」と落ち込む人たちのことを気遣う場面もあった。

　敗因については語らなかったが、「自分でチャンピオンと言ってきたが、少しプレッシャーを感じていた。あと、みんなが自分に負けてほしいのもあったと思う。みんなが思った通り、負けてしまいました」とプレッシャーを受けていたとも言う。

　コンディションについても「問題なかった。みんなと同じ」と前回の減量失敗の影響はなく、ただ「自分の日ではなかった」と繰り返した。

　落ち込みながらも必死に気持ちを切り替えようとしている姿勢が、今のクレベルから見えた。“絶対に帰ってくる”と宣言したクレベルの言葉が、せめてもの救いとなった。

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