【ボクシング】東京五輪金ジャロロフが秒殺KOでパリ五輪へ、プロでも13戦無敗・全KO選手の出場に疑問の声も
中国・杭州などで開催されている『アジア競技大会』では3日、ボクシング男子+92kg級の準決勝が行われ、東京五輪金で、プロ13戦無敗(13KO)でもあるバホディル・ジャロロフ(29=ウズベキスタン)が、1R 39秒でKO勝利。パリ五輪への切符を手にしたが、そのあまりの強さに物議を呼んでいる。
【動画】ジャロロフがキレキレのワンツーで秒殺KO!プロでのKOシーンも
ジャロロフは身長201cm、リーチ206cmのサウスポー。17年のアジア選手権スーパーヘビー級での優勝を皮切りに、19年の世界選手権で優勝。21年の東京五輪では金メダルを獲得した。
アジア選手権は3度優勝、今年の世界選手権でも優勝しており、現在“敵無し”と言える。
また18年からはプロでも活躍し、現在は13戦無敗(13KO)。今年夏にはトップランクとも契約した。
今回のアジア選手権では、ジャロロフはトップシード。29日の2回戦ではタジキスタンの選手にパンチ連打でダウンを奪い圧倒勝利した。
3日の準決勝では中国のダナビエケ・バイケウジと対戦すると、警戒する相手のガードをすり抜け、鮮やかなワンツーで強烈ダウンを奪った。
相手は大の字で倒れ、起き上がるもドクター判断でストップ。僅か39秒でのKO勝利となった。
この勝利でジャロロフはパリ五輪への出場権を手にした。
このKOシーンがSNSで拡散されると「これは五輪金は確実」と称える声と共に「無敗のプロが、アマチュアで戦うのをどう思う?」「アマチュアで夢を追っていたら、プロのヘビー級無双者がいたんだが」など、プロでも圧倒的な試合を行うジャロロフが、アマチュア大会で活躍することに疑問の声が並んだ。
コメントには「ウシク、クリチコ、フューリーの資質が一つになったような選手。アマチュアに居続けるのは残念だ」とプロのヘビー級王者にも匹敵するという声もある。
決勝戦は5日で、ジャロロフが何度も勝利しているカムシベク・クンカバエフ(カザフスタン)との対決になる。
クンカバエフも20年からプロで5戦しており無敗(4KO)の戦績を持つ。
一定条件をクリアすればプロ・アマ兼業は可能だが、プロでも活躍する選手がアマチュアトップに居続けることは、今後も議論を呼ぶかもしれない。
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