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【RIZIN】朝倉兄弟、所属ジム名称が「JAPAN TOP TEAM」に、改名理由と“日本格闘技界”への熱い想いとは?

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2023/10/15(日)UP

朝倉未来がジムの改革を発表した

 RIZINで活躍する格闘家の朝倉未来が14日、自身のSNSにて所属ジムの名称を“JAPAN TOP TEAM”に変更すると発表。それに併せて「7月にRIZINの試合で負けて、環境を変える必要があるという結論が出た」と自身の敗戦から、ジム改革を決意した気持ちを明らかにした。
 さらに、朝倉を支えるジムオーナーの堀鉄平氏も、改革のきっかけとなった日本格闘技界の課題にも言及した。

【フォト&動画】ジムに入れられた“JAPAN TOP TEAM”のロゴ、招聘された国内で組み技最強クラスのコーチも

 朝倉は自身のYouTubeチャンネルにて、ジム名をトライフォース赤坂から“JAPAN TOP TEAM”と変更し「海外のメガジムのような環境を作る事を決めました」と発表。「7月にRIZINの試合で負けて、日が経つにつれて負けたままで終われないってことで、環境を変える必要があるという結論が出た。それで今回、オーナーの堀さんだったり、弟の海だったり、みんなで考えた結果、ジムの体制を改革することを決めました」と改革に至った経緯を説明。

 加えて、「日本の中でも、仕事とか家族とかがいて海外に行ける人って限られてるので、(日本に)メガジムのような環境があれば、日本人選手全員が強くなれるんじゃないかって事で、ここを海外のようなメガジムにすることが決まりました」と日本の格闘技界への熱い想いを口にした。

JAPAN TOP TEAMとして始動していく(朝倉未来YouTubeサムネイルより)

 今年7月、ヴガール・ケラモフに一本負けを喫して、フィジカルの差を感じたという朝倉は「階級上の組み技の強い選手を呼ぶ必要があると思って、日本国内で組み技最強クラスの2チームを呼ぶ事が決まりました」と話し、レスリングの全日本選手権で優勝した実績を持つ、BRAVE GYMの宮田和幸代表、それからUFCでも活躍したUNITED GYM TOKYOの中村K太郎代表を紹介。宮田がレスリングを指導し、BRAVE GYMと提携して選手が合同練習。中村はMMAグラップリングの指導をするという。
 
 さらに、海外からコーチを呼び、国内トップクラスの選手が練習に参加することも発表。「この動画を見て、このチームで練習したいと思う選手、立ち技の選手もウェルカムなので連絡くれれば一緒に練習できます」と呼びかけた。

 また同日、堀オーナーは自身のYouTubeで日本格闘技界の課題に言及。まず、“JAPAN TOP TEAM”と名付けた理由を「先にJAPAN TOP TEAMと名乗ってしまうと、そのようになっていかないと恥ずかしいですよね。先に夢を言語化していく事で実現の可能性が高まると思うんです」と説明。

 続けて「日本には(海外のような)メガジムが全くない。メガジムとは各分野専門のコーチがいて、練習仲間も豊富にいる。最新の設備も揃っているようなジム。日本人選手も行きたいけれど、費用もかかるし、仕事や家族がいてハードルが高い。(だから)国内にメガジムを作るというのは日本の格闘技界ではとても大事。海外には環境が整ってるけど、国内にはメガジムが無いというのが日本格闘技界の課題」だと指摘した。

 朝倉の今回の発表に、ファンからは「自分のことだけじゃなく、将来の若手のことも考えてて尊敬する」「個人的な課題に加え、格闘技全体のレベルアップも見据えた取り組みだなんて素敵です!」「未来の格闘技に対する熱が戻ってきてくれてることが嬉しい。この改革の成功を心底祈る」など、称賛や期待の声が並んだ。

 金銭面だけを考えれば、朝倉が単独で海外修行に行く事は容易だろう。それでも、あえてそうはせず日本での環境改革を発表した。“JAPAN TOP TEAM”の発展と、「負けたままで終われない」と語った朝倉には、大きな期待が持てそうだ。

▶︎次ページは【フォト&動画】ジムに入れられた“JAPAN TOP TEAM”のロゴ、招聘された国内で組み技最強クラスのコーチも

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