【ボクシング】三浦孝太と激闘した“喧嘩屋”ジョーカーが1R KO勝利「世界王座獲れる」の声も
10月14日(現地時間)タイ・バンコクで開催されたボクシングイベント『ザ・ファイター・ネクスト・ジェネレーション』では、今年7月に三浦孝太とキックルールで対戦した“喧嘩屋”イェン・ジョーカー(21=タイ)がプロボクシングデビューし、1R TKO勝利を飾った。
【動画】まさに喧嘩屋!ジョーカーが猛烈ラッシュでダウンを奪いKO勝利
ジョーカーは“タイ版ブレイキングダウン”とも呼ばれる喧嘩ファイト企画のヒーロー。ストリートに敷かれたマットで行われるファイトで、不良や本職ムエタイ戦士にKO勝利を納めてきた。
今年7月には、タイのラジャダムナンスタジアムにて開催されたムエタイ&キックイベント『RWS』で、タイで大人気の三浦孝太の相手に抜擢。
約10kgの体重差がある三浦を相手に、ジョーカーは序盤は劣勢も、2Rからはヒザやローで反撃。すると三浦は何度も反則のテイクダウンを行った。エキシビションのため勝敗はつかずも「事実上はジョーカーの勝ち」という声もあった。
今回はジョーカー“念願の”国際式ボクシングのデビュー戦だ。ジョーカーは小・中学校で苛烈ないじめを受け、ボクシングを習いたくとも家が貧しく通えず、YouTubeで独学で学んできた過去があった。
相手はイランの17歳、レザー・サイラスで、こちらもデビュー戦。試合は60kg契約で、3回戦だが公式戦とのこと。
試合は相手がスイッチしながらワンツーで突っ込み続けるも、サウスポーのジョーカーは、スウェーやステップで巧みに回避。30秒ほど過ぎると、ジョーカーは攻勢に転じ、ワンツー連打で相手をコーナーに追い詰めると、右フックでダウンを先取。
続けてフック連打からの左フックで2度目のダウンを奪い、最後には果敢なラッシュで追い込み、レフリーが試合を終了させた。
この劇的なデビュー戦にコメントでは「クレイジーかつ冷静」「パンチの威力は何戦もしてきたボクサー並みだ」「今はまだ軸が弱いが、2年後にはWBA、WBC、IBFどれかのベルトを巻いているかも」とジョーカーのポテンシャルを称える声が並んだ。
ジョーカーは毎朝6時に起き、12kmを走っては6Rのバッグ打ち、腕立て伏せ300回、腹筋500回、懸垂運動を50回行い、午後にもまた練習していると言う。ストリートファイトで成り上がったタイのダークヒーローが、どこまで上り詰めるか注目だ。
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