【KNOCK OUT】2階級制覇の“18歳超新星”久井大夢、ベテラン王者・高橋亨汰と激突「何気なく勝って次のステップに」
12月9日(土)東京・後楽園ホールにて開催される『KNOCK OUT 2023 vol.6』のカード発表会見が17日、都内で行われ、[スーパーファイト/KNOCK OUT RED-61.0kg契約/3分3R・延長1R]にて、2階級制覇の“18歳超新星”の久井大夢(TEAM TAIMU)が高橋亨汰(27=高橋道場)と対戦することが決定。久井はベテラン王者の高橋にも気後れする様子もなく「何気なく勝って次のステップに」と豪語した。
久井はKNOCK OUTのアマチュア大会で優勝を重ね、プロデビュー。17歳ながらプロ3戦目でKNOCK OUT-REDスーパーフェザー級王者となった。今年7月にはK-1両国大会に参戦し、第6代Bigbangフェザー級王者・龍斗に勝利。そして、9月のKNOCK OUT-BLACKライト級王座決定戦で大谷翔司を下し、わずか7戦目にして2階級制覇を達成した。
対する高橋は新日本キックボクシング協会の日本ライト級王座、WKBA世界62kg王座を戴冠した実績を持ち、35戦29勝(14KO)3敗2分1NCの戦績を誇る実力者だ。
意気込みを尋ねられた久井は「今回は相手が世界チャンピオンなんですが、何気なく勝って次のステップに行く」と豪語。
一方の高橋は「今KNOCK OUTの若手で一番勢いがあって、しかもライト級で一番強いと思っているので、そんな選手と試合できる事を嬉しく思います」と笑顔を見せた。
また、お互いの印象については、久井が「映像が出てこなかったので、なんとも言えないですが、戦績が29勝3敗はめちゃくちゃ強いんじゃないですか」とコメントすると、高橋は「試合が決まる前から見ていた。前回のタイトル戦も見ていて、なんでもできて本当に器用な選手だと思います」と、約10歳年下の新鋭・久井に敬意を払う姿勢を見せた。
最後に、久井は理想的な試合展開について「(最近)倒せてないので、倒して勝ちます」といい「こんなところで負けてられない。強い選手を倒していきたい」と、今回の試合を一つの通過点として捉えた。
果たして、2階級制覇からの初戦、久井は実力者の高橋を相手にどのような戦いを見せるのか。
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