【Krush】注目のフェザー級タイトル戦、王者・森坂陸「もちろんKOで」挑戦者・篠塚辰樹「全てが変わった」=10.21
10月21日(日)東京・後楽園ホールにて開催される『Krush.154』の[フェザー級タイトルマッチ]で対戦する王者・森坂陸(エスジム)と篠塚辰樹(MASTER BRIDGE SOUND)の試合前インタビューが、主催者を通じて届いた。
現フェザー級王者・森坂はバックブローや変則的な打撃を武器とし、今年3月に玖村修平を下して、Krushフェザー級王座を獲得。5連勝中だったが、6月のK-1で椿原龍矢に判定負けした。
今回の挑戦者である篠塚は「やりやすいタイプの選手」だという。「ファイトスタイルが真逆で、僕は蹴りが中心で彼はパンチャーじゃないですか。あんな感じにパンチで前に出てくる選手はやりやすいんですよ。逆に前回、6月にやった椿原龍矢選手みたいなスタイルは僕にはやりづらくて」と苦手意識は持っていないようだ。
最終的には「もちろんKOで仕留めたいです。倒すことを意識して毎日練習しています。打ち合う中で何か当たって倒せればいいかなという感じなんですけど、バックハンドブローが入りやすそうだな」と予想し、狙っていると明かす。
王座防衛に成功した後の展望として「12月のK-1大阪大会にも出たいですし、K-1でも活躍していきたいです。ここはしっかり勝ってつないでいって、来年はK-1王座を狙っていきたいと思っています。このKrushのベルトを失った時点で、僕はK-1を目指せなくなると思っているから、『負けたら引退』って言ってるんですけど。今回防衛してベルトの価値を上げてから、来年はK-1というのが僕の目論見ですね」と今回の防衛戦に懸ける思いを語った。
対する篠塚はプロボクシングからキックに転向。21年3月にRISEからK-1へ移籍し小澤海斗に勝利、同12月には当時のKrush王者・ 新美貴士に挑むもKO負けし、今回は2度目のKrush王座挑戦となる。現在は2連続KO勝利中だ。
篠塚は森坂の印象を「ファイターとしても何も思ってないし、リスペクトもないっすね。倒せないからバックスピンでクルクル回って、俺は華があるんだって見せてるだけって感じっす。とりあえず回って、つまんねえ試合ばっかしてるなって感じです」と言い放つ。
また「ツイッターで軍司(泰斗)とも話したんですけど、アイツの12月(K-1大阪大会)の相手が決まってないみたいなんで、その候補に入るような試合を見せたいですね」と、K-1フェザー級王者である軍司泰斗との対戦も見据えている。
ボクシングからの転向直後は「俺はボクサーだからパンチで行けばいいや」と、持っているものだけで勝てると考えていたようだが、「今はそこから全てが変わりました。最初の頃はキックのリングに上がってもボクサーでしたけど、今はキックボクサーです」と自身の成長に手応えを感じている様子だ。
小澤海斗戦の時は何も練習していなかったと振り返る篠塚だが、現在は「もちろん遊びもしてますけど、比率が大きく変わったっすね。前は、練習0.2、遊び9.8だったんですよ。それが今は練習8、遊び2ぐらいです」とし、そのきっかけについては「新美(貴士)に負けた(21年12月)のがすげえ悔しくて『もう負けたくねえな』って思ったんです」と語った。
最後に「入場は自分らがやってるダンスホールを見せつけるんで、楽しみにしてほしいですね。格闘技ファンにダンスホールに来てくれればいいし、ダンスホールのみんなが格闘技見に来てくれたらいいなって思います。それができるのは俺しかいないっすから。だから俺はやるっす」と締めくくった。
森坂が防衛に成功するのか、それとも篠塚がベルトを奪取するか、見逃せない一戦となる。
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