2023/10/26（木）UP
（最終更新：2023/10/26 15:01）

神龍誠は前回の堀口恭司戦直後のブーイングでメンタル面が強くなったという

　12月31日（日）さいたまスーパーアリーナにて開催される『RIZIN.45』の対戦カード発表会見が、本日26日に都内会場にて行われ、堀口恭司（アメリカン・トップチーム）と神龍誠（神龍ワールドジム）の［RIZIN初代フライ級タイトルマッチ］が決定した。
　2人は今年7月『超RIZIN.2』にて、ベラトールのフライ級タイトルマッチで対戦もノーコンテストとなっていた。

【フォト＆動画】堀口の手が神龍の目を直撃！苦痛に顔を歪める神龍

　会見に登壇した神龍は、「フライ級最強の神龍誠です。今回、再戦でタイトルマッチが組まれたんで、完全決着でぶっ倒して僕がRIZIN初代フライ級王者になります。この期間にめちゃくちゃ強くなっちゃったんで、試合を楽しみにしてください」と意気込んだ。

堀口はネットで会見に参加した

　ネットで会見に参加した堀口は、この発言を聞いて「しっかりぶっ飛ばすんで、見ててください」と笑顔を見せた。

　2人は今年7月に『超RIZIN.2』の［BELLATORフライ級タイトルマッチ］で対戦したが、堀口の偶発的なサミングを神龍が受けてしまい試合続行不能でノーコンテストとなった。

　その前戦での印象を聞かれた神龍は「25秒だったんで、きつい練習してきたので早く終わって悲しかったです。印象は短かったのでよく分からなかったんですけど、出入りの感覚は少しだけ分かったかもしれない」と振り返った。堀口は「あの試合では分からない」と笑い飛ばした。

　強くなった部分について聞かれた神龍は「メンタルが変わりました。3万人の前でブーイングもらって引きこもりましたし、強くなりました」とメンタル面の強化になったと明かし、負傷した目は「一時的だったんで、目はすぐに見えるようになりました」と視力に問題はないという。

強気の姿勢を崩さなかった神龍

　今回はベラトールではなく、RIZINのタイトルマッチ。ケージからリングに変わり、試合時間は5Rから3Rに。RIZINルールのもとでの実施に神龍は「リングになりますけど、まあサッカーボールキックや、顔面ヒザ（蹴り）できるのでワクワクしています。ラウンド数が減ったので、追い込みが楽になります」と歓迎ムード。堀口は「ラウンド数は、とくに変わらない。ただロープだと、RIZINは外に出ちゃったりするんで、やりにくいかなと思います」と少し戸惑いはあるようだ。

　ルールや場所が変わっての再戦が、勝敗にどんな影響をもたらすのだろうか。堀口が世界の実力を見せるのか、それとも神龍が新風を呼ぶことになるのか注目の一戦となる。

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