【修斗】元UFCレジェンド・岡見勇信が電撃参戦、韓国王者と対決へ「潰し合いになる」、王者SASUKEが田中半蔵とV2戦=12.2

2023/11/02（木）UP
（最終更新：2023/11/26 15:08）

　12月2日（土）東京・豊洲PITにて開催される『プロフェッショナル修斗公式戦 FIGHT&MOSH』の対戦カードが発表された。［ミドル級5分3R］として、何と岡見勇信（42=EXFIGHT）が初参戦。韓国王者キム・ジェヨンと対戦することが決定した。

【動画】UFC時代の岡見、首相撲からのヒザで一撃KO！

　岡見は14勝と日本人のUFC最多勝利を記録したレジェンドファイター。11年にはアンデウソン・シウバの持つミドル級王座にも挑戦した。
　19年からONEに参戦し、同年10月アギラン・ターニに判定勝利後はリングから遠ざかっていたが、昨年11月に約3年ぶりの試合で、ミドル＆ライトヘビー級の2冠を達成したアウンラ・ンサンにTKO負けしている。

　会見の動画で岡見は、修斗に参戦した理由を「大先輩の宇野薫さんたちがチャンピオンで、和術慧舟會の先輩方が修斗にたくさん出ていて。日本の舞台で戦う時には、この修斗という舞台で戦ってみたい」と岡見のほうからコンタクトを取ったと言う。

　対するジェヨンは、43戦26勝15敗2分の40歳で、AFC＆TFCミドル級王者の肩書を持つ。

　岡見はジェヨンについて「韓国人らしく気持ちが強く、そして頑丈。どんどん前に出てくるファイター」と評し「本当に気持ちの勝負がすごく大きな部分を占める。潰し合いというか、どちらが前に出れるか」と気持ちの部分が大きく左右するだろうと予測した。

　48歳になる先輩・宇野が戦っていることについて「先輩がすごいので、僕はまだまだ若手。今は20中盤という気持ちを持ってる。引退するために試合するとか、弱いから終わりにしようとか、ネガティブな気持ちは今一切無い」と、宇野と同様にこれからも戦い続けると意気込んだ。

　メインイベントでは［世界フェザー級チャンピオンシップ5分5R］が行われ、同級王者SASUKE（マスタージャパン東京）が2度目の防衛戦を行う。挑戦者は41歳のベテラン・田中半蔵（FUN`S/同級5位）。

　SASUKEは昨年『ROAD TO UFC』にも出場し、6月には一本負けを喫するも、10月には判定勝利を収めた。今年3月には初防衛戦で、飯田健夫にバックスピンヒジでKO勝利。5月には『ROAD TO UFC 2』に挑戦するも、TKO負けを喫している。今回は再起戦でもある。

　対する田中は、昨年約5年ぶりの修斗参戦で勝利し、ランカーに返り咲くと、“ルイス・グスタボのチームメイト”ロイベ・デ・オリベイラ・ネイトに勝利し挑戦権を勝ち取った。倒れずに相手を制圧する王道スタイルで41歳となった今でも強さを示すベテランだ。

　また同大会では、約3年半ぶりに復帰する元修斗世界フェザー級王者・リオン武（RISING SUN）が、内藤太尊（ROOTS）と対戦（契約体重未定 5分3R）。
　［フライ級 5分3R］で、元修斗世界ストロー級王者・猿丸ジュンジ（修斗ジム東京）vs同級3位・安芸柊斗（MMAZジム）が決定している。

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