2023/11/04（土）UP
（最終更新：2023/11/04 17:08）

YA-MANの挑発に無理があると笑った朝倉未来

　11月19日（日）に開催されるオープン・フィンガー・グローブ（OFG）キック大会『FIGHT CLUB』の記者会見が、本日4日に都内で行われ、RISEやRIZINのリングで活躍するYA-MAN（27=TARGET SHIBUYA）の対戦相手が、朝倉未来（31＝JTT）になったことが発表された。
　会見では朝倉も登壇して、同大会のプロデューサーも務めるYA-MANと舌戦を繰り広げた。

【フォト】朝倉未来、MMAスパーでYA-MANからタップを奪う瞬間

　YA-MANはキックとMMAの二刀流を極めるため、キックと並行して長南亮が主宰する総合格闘技ジム TRIBE TOKYO MMA、そして朝倉未来が所属するトライフォース赤坂（現：JAPAN TOP TEAM）にも通っていたが、10月初旬に自身のSNSで“もうトライフォース赤坂には行かない”と投稿し、決別宣言をしていた。

YA-MANは会見でも朝倉を挑発

　朝倉との対戦が決まった経緯についてYA-MANは、「前にトライフォースで練習させてもらったんですけど、この前のケラモフ戦、あそこで（朝倉が）負けて、そこから格闘技のモチベーションが下がって2カ月練習をやっていなかった。負けてやり返そうとしない、そんな人が格闘技の顔になっていると格闘技界がダサくなる。俺がボコボコにして昔のギラギラしている朝倉未来を取り戻してほしい」と説明した。

　YA-MANのコメントを横で聞いていた朝倉は「無理しているなと。RISEからオファーが来ていたんで、自分（YA-MAN）の大会というのはさっき聞いたくらいなんですけど、自分の大会を盛り上げたいから俺に喧嘩を売ってくるのは無理がある。2カ月練習していないとか、べつに俺の保護者じゃないんだから」と返した。

会見は朝倉軍団とYA-MAN軍団に分かれた

　YA-MANは「それ、普通にダサくないですか。普通やられたらやり返すべきなんですけど、俺は実業家になるとかいっt、やられたまま“もういいや”と折れるような男じゃないと思っていた」と失望した理由を明かした。

　すぐに朝倉は、「何年とかやらないならば分かるけど、2カ月だけよ。どうしたの？」と鋭い質問。YA-MANは「普通、すぐにやるだろ！」と語気を強めた。朝倉は「YA-MAN、それは無理あるよ」と最後まで突き放した。

朝倉の存在とトークが、会見を支配した

　朝倉がこの試合を受けた理由については「格闘技を15年くらいやってきて、キックボクシングをやったことがなくて。普通にOFGのYA-MANは強いじゃないですか。変な煽りとかなくても、俺とYA-MANが試合をしたら面白い。経験としてやってみたいのと、どのくらい強いのか興味本位です」と打撃のスキルを上げることが目的のようだ。

　YA-MANは「俺が強いことを証明するための大会。MMAの選手、普通に勝てない」と朝倉軍団を批判。

　朝倉は「俺とYA-MANの試合は、結構、勝負論があると思って引き受けたんですけど、世間の人から格下と言われていて可哀想だなと。OFGのチャンピオンなのに、俺の方が強いと思われているのは可哀想」と笑った。

フェイスオフで睨み合うYA-MANと朝倉

　YA-MANは「それは、信者が多いから。教祖みたいな感じで、朝倉が言っていることはすべて正しいと思っている。その幻想を今回は崩そうかなと思っています」と価値観をぶっ壊すとした。

　最後に朝倉は、この試合を受けたことについて「俺が、やりたいかどうか。最近、視聴者と有名人の距離が近い。視聴者のいち意見が目に入りやすくなったために勘違いしてんのか、視聴者がYA-MANとの試合を受けない方がいいとか。決めるのは、俺。そこに反する意味でも受けました。自由にやりたいんで」と自分をブレないようにしているという。

　はたして朝倉未来は、YA-MANとのOFGマッチでどんな姿を見せてくれるのか。

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