2023/11/04（土）UP
（最終更新：2023/11/05 19:13）

小笠原瑛作が仕上がったボディで計量パス

　11月5日（日）東京・後楽園ホールにて開催される『KNOCK OUT 2023 vol.5 “RED ZONE”』の前日計量が、4日に都内で行われた。
　メインイベント［スーパーファイト/KNOCK OUT OFG-REDフェザー級（-57.5kg）3分3R・延長1R］で対戦する小笠原瑛作（28=日本/クロスポイント吉祥寺）が57.35kg、ウィン・シットチェニイム（23=タイ）も57.35kgで計量をパスした。

【フォト】小笠原が仕上がったボディで計量パス！全試合の計量結果・写真も

　小笠原は持ち前のスピードで“スピードアクター”の異名を取る、KNOCK OUT-REDスーパーバンタム級（-55.0kg）、フェザー級（-57.5kg）の2階級制覇王者。今年3月大会ではルンピニースタジアムで3階級制覇を達成した超強豪ロンナチャイ、6月にはトンミーチャイ・FELLOW GYMに勝利。続く8月にはONE Friday Fightsに出場すると、ヨッドウィッタヤ・ペッチョンプーに初回秒殺KO勝ちを収めている。

　対するウィンは、85戦65勝（25KO）20敗という戦績で、ボクシングアジア大会優勝の実績を持つ。当初小笠原の相手はパンサック・ウォーワンナッタウイが予定されていたが、10月6日に行われた『ONE Friday Fights』にて初回KO負けを喫し来日が不可能となったため、変更となった。

会見で意気込む小笠原

　計量後の会見で小笠原は「明日は自分の為に用意された大会だと思って、しっかりボーナスの100万円も獲る覚悟で練習してきました。メインを見てもらえたらと思います」とKOボーナスで用意された100万を狙うとコメント。
　一方のウィンは「明日は頑張りたいと思います。そして強い蹴りでKOを狙いたいと思います」と意気込んだ。

　改めて互いの印象について、小笠原は「計量の時の体を見ても、しっかり仕上がってる。年齢的にも若くて、衰えてきた選手じゃないので、そこはしっかり集中して倒しに行きたいと思ってます」とし、ウィンは「相手のパンチを注意したいと思ってます。それに対して強い蹴りで応戦したいです」とそれぞれ話した。

コメントするウィン

　今回はOFGマッチとなるが、そこを踏まえてどんな試合を見せたいか尋ねると、小笠原は「2回目のOFGで、パンチのスピードや威力が上がってる感じはすごいするので、OFGという所での速さとかを見せられたらと思います」とスピードを強調。ウィンは「OFGを使うのは2回目になります。前はONEで試合をした事があります。油断をしない様にKO勝ちしたいと思います」と述べた。

　最後に、今後の展望を小笠原に聞くと「やっぱりKNOCK OUTが大きくなっていってるので、さらに大きくしていく事ですかね」と団体を引っ張る覚悟を語った。

　KOボーナス100万円が用意されたこの一戦。果たしてどんな展開となるのか注目だ。

＜計量結果＞
▼メインイベント（第8試合）スーパーファイト/KNOCK OUT OFG-REDフェザー級（-57.5kg）3分3R・延長1R
小笠原瑛作（クロスポイント吉祥寺）→57.35kg
vs
ウィン・シットチェニイム（タイ）→57.35kg

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