【K-1】王者・和島大海、“最強”武林風王者オウヤンを「1Rで倒してしまおうかな」と予告!次はヨーロッパへ
12月9日(土)エディオンアリーナ大阪で開催される『K-1 ReBIRTH.2』の[K-1 WORLD GPスーパー・ウェルター級タイトルマッチ]でWLF武林風-70kg世界王者オウヤン・フェン(中国/天津阿福ファイトクラブ/CFP)を迎えて防衛戦を行う、王者・和島大海(月心会チーム侍)のコメントが主催者を通じて届いた。
和島は殺傷能力の高い蹴り技を武器に持ち、20勝のうち17KOと高いフィニッシュ率を誇るファイター。21年に木村“フィリップ”ミノルを下してスーパー・ウェルター級王座を獲得。今年3月には、ムエタイ超強豪ジョムトーンをローキックでKOして初防衛、続く7月にはジョーダン・ピケオーにKO勝ちしてV2成功。絶賛勢いに乗る日本人中量級世界王者だ。
オウヤンのファイトスタイルについては「パンチからローキック、パンチからハイキックとしっかりした技術体系ができている上に、フィジカルが強く手数も多い。戦績は20勝のうち6KOとKO数はそんなに高くないんですが、逆に言えばしっかり勝ち切っているなと思いました」と分析する。
中でも相手のフィジカルについては、大いに警戒しているようで「対策をいろいろと考えようかなと思っています」とコメント。
オウヤンは中国70kg最強の呼び声が高いファイター。過去にGLORY王者のティジャニ・ベズタティと接戦を演じたクリスチャン・バヤに勝利、今年7月にはマラット・グレゴリアンとGLORYで対戦経験のあるアナトリー・モイセーエフをKOしている。
過去にはオウヤンから和島に対戦アピールが届いたこともあったが「世界中から狙われるのは嬉しいですね」と喜ぶ。その上で「オウヤン選手は粘り強く、手数が多い印象を受けましたが、その試合に付き合うというよりは、1Rで倒してしまおうかなと思っています」と何と初回KO予告。
「アジアでは一番強いと思いますけど、まずはアジアをクリアして次はヨーロッパに行きたいです」、「K-1MAXは、“ワジマックス”が背負っていきます」などと自信満々のコメントを残していた。
一方のオウヤンも負けじと「和島選手は非常に優秀なファイターと言えるでしょう。パンチとキックは突出していますが、見た感じ顔面への攻撃に耐える力がそれほど無いように思える時もあります。彼は8連勝中と聞いていますが、私が来たからには和島選手の連勝はそこで終わります。ベルトも私が奪還すると言うことです」と宣言。
更に決着については「早いフィニッシュになるかも知れません。やはり両者は実力伯仲していますからね。必ず会場を一番沸かせるエキサイティングな試合になるでしょう! 日頃、チームで激しいトレーニングをしていますので、この試合をモノにする自信があります」と早期決着を見据えていた。
果たして日本vs中国の最強同士の対決で勝利するのはどちらか。
▶︎次ページは【動画】和島がピケオーを圧倒的KO!防衛に成功
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