【LEGEND】ピーター・アーツ、ブレイキングダウンのファイターには「ぜひ参戦して、ただし…」と釘を刺す
K-1 GRAND PRIXで3度世界王者となったピーター・アーツが新たに立ち上げるキックボクシングイベント『LEGEND(レジェンド)』の開催が13日、都内で発表された。来年6月から本格的な興行が行われる。
アーツは昨年『BreakingDown』にヨーロッパ軍団・監督として参戦。親交のあるBDファイターたちの参戦には「良い選手がいたら、ぜひ」と歓迎だが「しかし」と条件をつけた。
アーツは「新団体を作るのが長年の夢だった」と語り「日本は第二の母国で、お互いを尊重する武道の精神を持つ国。ここで伝統的なファイターを育て、偉大な団体を作っていきたい」と“武士道精神の国”日本で新しくキック団体を作ると意気込む。
来年3月に予選を行い、6月に本戦を行う。次は8月に予選、12月頃に本戦と、このサイクルを年2回ペースで首都圏にて行っていくと言う。
海外からはISKAや、WKUやWKOといった、欧州で権威あるタイトル認定団体も協力、強豪選手が参戦してくる。
日本国内の団体とは「現在複数の団体と交渉中」であり、ゼネラルマネージャーの大成敦氏は「どこの団体でも、どこのプロモーションでも、キックボクシングの地位向上を共有できれば」と全方位外交を示す。
アーツは今年8月に行われた『BreakingDown 9』でヨーロッパ対抗戦のヨーロッパ総監督として登場。欧州のファイターたちとBD勢を対戦させた。
BDとの協力関係はあるのかとの質問に、アーツは「今はBDと仕事はしていないが、レジェンドは全ての団体にオープン。朝倉未来選手のほうで良い選手がいるなら、ぜひ参戦していただきたい」とBD勢の参戦も歓迎だと言う。
ただし、大成氏によると「レジェンドのフォーマットは“武道精神”。一緒にやっていただくのであれば、相手をしっかりリスペクト出来るような形であるなら」と、BDのオーデイションや会見などの乱闘や煽りは封印してもらいたいとする。
アーツも「武士道に則ってお互いをリスペクトしあえれば。(レジェンドは)エンターテインメントとはちょっと違う」とコメントした。
ワールドワイドな規模のビッグイベントが予想されるが、BDファイターたちとの対抗戦も行われるのか、期待したい。
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