【RIZIN】ヒロヤ、修斗2階級王者・新井丈に「1Rからフィニッシュ狙う」”格差マッチ”の声にも反論

2023/12/20（水）UP
（最終更新：2023/12/20 14:59）

　12月31日（日）に開催される『RIZIN.45』（さいたまスーパーアリーナ）の［57.0kg契約戦］で、修斗2階級王者・新井丈（25＝和術慧舟會HEARTS）と対戦する、“朝倉未来1年チャレンジ”出身のヒロヤ（25＝JAPAN TOP TEAM）が20日、公開練習を行った。
　ヒロヤは「今までは判定を狙って負けた、今回は1Rから決めに行く」と攻撃的に行くと宣言した。

【フォト】ヒロヤの公開練習の様子、朝倉海と笑顔のショットも

　ヒロヤは今年7月の『超RIZIN.2』でRIZIN初参戦し、伊藤裕樹にスプリット判定負け。10月の中村優作戦もスプリット判定で敗れている。

　対する新井は、3戦目から19年まで9連敗も、現在は11連勝している強者。
　昨年9月の修斗では、ストロー級王者・猿丸ジュンジを右フックでKOしてタイトル獲得。
　さらに今年11月には、KO勝利で修斗史上初の同時2階級制覇を達成したばかりだ。

　公開練習でヒロヤはエリーコーチと、鋭いパンチコンビネーションのミット打ちを披露した。

　練習後の囲みでヒロヤは、相手の新井について「9連敗からの連勝で、メンタルもそうだし素晴らしい選手、本当に強い相手」とリスペクトする。

　“勝負論がない”との声もあるが、ヒロヤは「全然勝てると思っている。勝利が僕のテーマ。コーチ陣営も相手の動きを見て『全然勝てるよ』と言ってくれている。僕も、心の底から勝てると思っている」と強敵相手に、一歩も引かない。

　共に大晦日大会に出場する、元UFCファイターで現在ともに練習するヴィンス・モラレスも「組む展開になったら、相手は絶対驚く。彼の実力をわかっていない」とエールを送る。

　格差マッチという批判については「仕方ないかな、でもここで俺が爆発させれば持っていけるし、負けたら批判を浴びる。それが僕の生き方かな」と、ファンやネットの声にも覚悟は決まっている。

　試合展開については「1Rからフィニッシュを狙っていく。今までは判定を狙ってくって考えが良くなかったのかな。RIZINはフィニッシュの次に評価されるのがダメージ判定。判定になってもフィニッシュに近い形に持ってゆく」と攻撃的に攻めると意気込んだ。

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