【RIZIN】皇治、“ターゲットは朝倉海”MMA本気モードに！青木真也バックアップで三浦孝太戦に自信

2023/12/21（木）UP
（最終更新：2023/12/21 17:44）

　12月31日（日）さいたまスーパーアリーナで開催の『RIZIN.45』のRIZIN MMAルールで三浦孝太（BRAVE）と対戦する皇治が21日、都内ジムにて公開練習を行った。皇治は、ボクシングのミット打ち、MMAのミット打ちをそれぞれ公開。今後のMMAプランも明かし、朝倉海との試合実現を目指して本気で取り組んでいるという。

【フォト】皇治、公開練習で初のパウンド＆サッカーボールキック

　皇治は、初めてマスコミの前でMMAの練習を公開した。ミット打ちから相手のタックルを潰し、パウンド、サッカーボールキックとつながる動きを披露。広報が「もう一回」と頼むが、皇治は「もういいやん。こういうのは、ちょっと見せるのがいい」と早々に切り上げた。サービス精神の塊のような皇治が意外にも頑なに拒むところに、彼の本気度が現われているようでもあった。

　その皇治に練習スケジュールを確認すると、「週6回、毎日3部連でやっています。ボクシング、フィジカル、MMA、柔術、レスリングと一日ですべてはできないんですけど、日によって分けて取り組んでいます」という。

　練習メニューについては、盟友の青木真也に任せているとのことで「めちゃくちゃ、うるさいんですよ。この練習はなしとか、バンバン決めてくれるんで。これだけ、握られている（管理している）のは初めてだって言っています。俺は格闘家としては、尊敬しているんで（笑）」と全幅の信頼を寄せているようだ。

　また皇治は、今後のMMAでのターゲットを聞かれると、「朝倉海でしょう。そこは、マジで目指しています。この前は、話題性でやるやらないの話になりましたけど、実力でそこまで這い上がったらカッコイイじゃないですか。実力で這い上がっていきますよ」と明言した。

　皇治は今年10月のRIZIN名古屋大会で欠場者が出たために、一度は朝倉海との試合が浮上したものの、結局は実現しなかった経緯がある。皇治はRIZINだとバンタム級で試合することになるため、その階級で上を目指すという。

「今、自分がどのレベルの実力なのか分からない」と語る皇治は三浦のことはナメていないようだが、言葉の端々からは自信が垣間見える。だが皇治が先に進むためには、まずは三浦に勝つことが条件となる。MMAでの皇治が、どんな姿を見せてくれるのか楽しみだ。

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