【RIZIN】斎藤裕、クレベル決着後は“あの選手”との戦いを熱望「やらなきゃいけない相手」
12月31日(日)さいたまスーパーアリーナにて開催される格闘技イベント『RIZIN.45』のRIZINフェザー級マッチにて前王者クレベル・コイケ(34=ボンサイ柔術)と対戦する、初代同級王者の斎藤裕(36=パラエストラ小岩)が19日に公開練習を行い、因縁関係にあるクレベルとの決着戦に勝利した後は、ある選手の名前を出し「魅力を感じる、やらなきゃいけない」と語った。
【動画】ピットブル、ケラモフを次々撃破!斎藤が戦いたい“あの選手”の衝撃KOシーン!
公開練習で得意のタックルの打ち込みを披露した斎藤。その美しいフォームとキレの増した動きに万全のコンデイションを感じさせた。
クレベルとは斎藤が王者だった21年からの因縁の間柄。両者は21年10月の『RIZIN.31』のタイトル戦で対戦予定だったが、クレベルが足を怪我してしまい、試合が流れたという経緯がある。2年越しの対決に斎藤は「クレベルが極めるか、僕が殴り飛ばすか」と完全決着を約束した。
それ故、今回の試合のテーマは「決着」。大晦日にこの大一番を迎える斎藤だが、その先の展望を尋ねると「クレベルに勝つということはタイトル戦に出れるということだと思う。そのタイトル戦は(王者の)鈴木(千裕)選手と金原(正徳)選手がいつやるかが重要。個人的には鈴木選手とやりたい気持ちは強い」と、鈴木との戦いを希望。
鈴木に興味を持つ理由を尋ねると「最高じゃないですか。(彼は)ぶっ飛んでるから。その魅力を感じてしまう。若くて、ピットブルと向かい合っても、アゼルバイジャンでケラモフと向かい合っても、物怖じしないでやるのはいいじゃないですか。すごく魅力に感じちゃうから、試合したいというか、やらなきゃいけないという風に思っています。本当に良い選手ですよね」と、絶賛し対戦ラブコールを送った。
決着といえば、今回の公開練習で斎藤が身につけたパーカーのデザインはフロント部に“SETTLE”(決着)の文字ロゴが入ったオリジナルのもの。今週辺りに購入可能な状態にするとし、ファンにこれを着て大晦日の会場で盛り上がって欲しいと語った。デザインも斎藤選手のイメージやアイデアも盛り込んだものといい、その購入方法など興味を持った方は、随時、斎藤のSNSをチェックしするのもいいだろう。
2年前に実現しなかったことで「彼の選手人生も、僕の選手人生もズレた気がする。けれど今はクレベルと対戦するには良い時期。苦しいターンを乗り越えて、自分のターンになった」と波は来ていると自信を漲らせる斎藤。大晦日、その戦いに期待したい。
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