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井岡一翔、KOへ強い意志!やめていた肉食続け「心の栄養、闘争心が出る」

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2023/12/21(木)UP

井岡が21日、公開練習で鋭いシャドウを披露した

 12月31日(大田区体育館)にて12度目の大みそか決戦に挑む世界4階級制覇王者でWBA世界スーパーフライ級王者の井岡一翔(34=志成)が21日、初防衛戦に向けて都内の所属ジムで練習を公開、会見では「KOで倒すのが全てでは無いが、今回は凄くKOをしたいという気持ちが強い、久しぶりに倒して会場の一体感をつくりたい」と強い闘志をみなぎらせた。
 井岡は20年大みそかの田中恒成(畑中)にTKO勝利後、ここ5戦は全て判定勝利なのだ。

【フォト&動画】井岡の強烈フックで田中恒成をKOする瞬間、対するホスベル・ペレスの豪快KO動画

 対するWBA同級6位ホスベル・ペレス(28=ベネズエラ)は20勝(18KO)3敗でKO率78%を誇る。アグレッシブファイターだが、打たせない上手さも持つ。20年に無敗でKO率7割のWBAフライ級王者アルテム・ダラキアン(ウクライナ)のタイトルに挑んだ。王者ダラキアンは防衛戦で3連続KO勝利中だったが、ペレスは打たせず粘り、判定に持ち込んだ。そして今年9月、ペレスは4回KO勝ちでベネズエラスーパーフライ級王者に輝いている。

20年大おみそか、8R、ぐらついた田中をレフェリーがストップ!井岡TKO勝利

 そのペレスに対し、強くKO勝利したい気持ちになったきっかけを聞かれると「きっかけはないが、そう感じる」と自然に沸き起こってきたようだ。
 前戦の今年6月24日のジョシュア・フランコ戦に向け数年やめていた肉食を再開。井岡はそれ以降も肉食を続けていると言う。これまでの
動物性タンパク質は魚のみで肉を食べていなかった時と比べ、「肉を食べると心の栄養が違う。闘争心が出る」と語った。前戦の練習からとすると、肉は約10ヶ月前後食べ続けている。それが心の栄養となり、闘争心がさらに出、KOへの強い気持ちが生まれたのかも知れない。

会見でKOへ強い意志、さらに肉食はl心の栄養、闘争心が枠くと井岡

 井岡は今回の公開練習では1ラウンドのみのキレの良いシャドウを公開。すでに午前中にスパーリングを打ち上げたと語った。今回の試合に向け元WBCフライ級王者の比嘉大吾(志成)や、元WBOフライ級王者の山内涼太(角海老)、日本フライ級王者・飯村樹輝弥(角海老)らと110ラウンドに渡るスパーリングを重ねたことも語られ「あとは体重調整、いいコンディションで挑めればと思う」と10日後の試合へコンディションの良さをアピールした。

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