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【RIZIN】朝倉海、“話題先行の試合”に自論展開「ガチ路線の試合を組んでも…」

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2023/12/22(金)UP

朝倉海

 12月31日(日)さいたまスーパーアリーナにて開催される『RIZIN.45』のRIZINバンタム級で王者フアン・アーチュレッタ(THE TREIGNING LAB, HB ULTIMATE & GRACIE BARRA)に挑戦する朝倉海(JTT)がイーファイトの取材に応じ、同じ大会に組まれた話題先行の試合について自論を語った。

【フォト&動画】朝倉海、殺傷能力の高い脅威の“一撃”

 今年のRIZIN大晦日大会はMMAに初挑戦するキックボクサーの試合が多く組まれているためか、ネット上では“話題先行”と揶揄された意見が散見されている。純粋にMMAで経験を積み重ねRIZINの舞台を目指している選手からすれば、知名度のあるキックボクサーの飛び級の扱いに不満の声を上げるのは自然なのかもしれない。

 朝倉海はガチ路線の試合が組まれることが多いが、話題先行型の試合と同じ大会で試合をすることについて「嬉しいし、ありがたいです。それぞれに役割がありますから。僕は僕の役割があって、そう思われる選手はそういう役割がある。そうした選手しか呼べないお客さんがいて、みんないるから大会全体が盛り上がるんです」と歓迎ムードだ。

大晦日、“ガチ路線”の朝倉(右)はRIZINバンタム級タイトル戦で王者アーチュレッタ(左)に挑む

 さらに朝倉は「ガチ路線の強い選手だけの試合を組んでも、大会が盛り上がらないことが多い。だから僕は、ガチ路線と話題のある試合、どちらも必要だと思っています。入口は広ければ広いほどいいし、その上で僕の試合を見て好きになってくれるのが理想です。僕は、間違いなく面白い試合をします」と続ける。自分の試合に自信があるからこそ、話題先行と言われる試合と混同されることを、むしろ歓迎しているのだろう。

 また、会見で選手同士が煽り合う姿については「煽り合いは、必要な時があります。僕はアウトサイダー時代に、かなり相手を煽ってきましたが、それは注目してほしいからです。まずは、見てもらうために煽る。それが基本としてあって、見てもらうようになれば、煽り合うことをしなくなってきてもいいわけです。そうした過程が、その時によって必要だったりしますので、煽ることを否定するのはおかしい」と朝倉。

 結果を出せなければ煽っても説得力はなくなってくるが、実力があれば目立つために煽ることはプロとして間違いではない、ということなのだろう。アウトサイダーからMMAの世界トップクラスと争うまでに成り上がった朝倉の言葉には、説得力があった。

 最後に朝倉は、「今回の大会でいえば、みんなが会場を温めてくれた上で、最後に僕が試合で盛り上げれば、最高の結末になる。そうなると思います」と自信満々に語った。

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