【ボクシング】階級下げた武居由樹がバキバキボディで計量パス、元米大陸王者に「殴って殴って倒す」

2023/12/25（月）UP
（最終更新：2023/12/26 11:59）

　12月26日（火）に行われるプロボクシング井上尚弥vsタパレス戦（東京・有明アリーナ）の前日計量が25日、横浜市内にて行われた。アンダーカード［54.5kg契約8回戦］に挑む、元東洋太平洋スーパーバンタム級王者・武居由樹（27＝大橋）はリミットの54.5kgジャスト、元WBC米大陸バンタム級王者マリオ・ディアス・マルドナド（28＝メキシコ）は54.4kgで一発パスした。

【フォト】武居のバキバキ彫刻ボディ、ディアスの力強いマッスルポーズも

　計量パスした武居は、今回もバキバキに仕上がったボディでマッスルポーズ。対するディアスは100gアンダーで、マッスルポーズを作り笑顔を見せた。
　計量後、武居は相手と向かい合って「良い目をしてる」とし、「独特なリズムに気をつける。殴って殴って倒す」とコメントした。

　武居は7戦全勝7KO。前戦の今年7月、スーパーバンタムの55.34kgから、体重を落としバンタムの53.25kgに近い54.0kg契約で試合しKO勝ち。試合後には「スーパーバンタムの時より動けていた。バンタム級の選手と対峙して、自分の方がパワーがあるなと感じられた」と語った。
　その後、先月28日付でバンタム級（53.5kg）転級のために東洋太平洋スーパーバンタム級王座を返上し「ここから先はきっと今まで以上に厳しい戦いになると思います。師匠と支えてくれるみんなの力で乗り越えて行きます！！まずは26日バチっと勝ちます！」と意気込んでいた。

　相手のディアスは27戦21勝（9KO）6敗、KO率は42.86%だ。17年、ルイス・ネリが手放した元WBC米大陸バンタム級王座戦に挑むと、世界戦の経験を持つレイオンタ・ウィットフィールド（米）に7RでTKO勝利し王座獲得。15連勝を記録した。19年に同王座の2階級制覇を目指しスーパーバンタム級王者カルロス・カストロ（米）に挑んだが判定負けし、2階級王座は獲得できなかった。

　硬く固めたガードにチャンスと見るやアグレッシブに攻め続けるタイプ。この連打で攻め続けたあまり、被弾を重ねKO負けしたこともある。果たして武居は連続KO勝利なるか。

【選手データ】
・武居由樹（27=大橋）身長170cm、左ボクサーファイター、戦績7勝（7KO）無敗。元東洋太平洋スーパーバンタム級王者。キックボクシング戦績：23勝（16KO）2敗。元K-1 WORLD GPスーパー・バンタム級王者

・マリオ・ディアス・マルドナド（28＝メキシコ）身長165cm、戦績16勝（9KO）4敗1分。元WBC米大陸バンタム級王者。

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