井上尚弥、気合いのマッスル！「前回よりプラスに仕上げた」＝前日計量

2023/12/25（月）UP
（最終更新：2023/12/26 11:57）

　12月26日（火）に行われるプロボクシング世界スーパーバンタム級4団体統一戦（東京・有明アリーナ）の前日計量が25日、横浜市内にて行われ、リミットの55.3kgに対し、WBC＆WBO王者の井上尚弥（30＝大橋）は55.2kg、対するWBAスーパー＆IBF王者のマーロン・タパレス（31＝フィリピン）は55.0kgでパス！互いにバキバキの肉体美だ。互いにフェイスオフで睨み合うも僅か7秒で井上が切り上げた。

【フォト＆動画】井上のプラスに仕上げたボディ！タパレスの仕上がり、フェイスオフも

　フェイスオフを早々に切り上げた井上はタパレスに手を差し伸べ握手。試合後の囲み会見ではフェイスオフは「長くやっても仕方がないので」と余裕さを匂わせた。

　2度目のスーパーバンタム級の計量については「前回、（フルトン戦で）スーパーバンタムを作るにあたり、どうしたらいいか話し合って。実際に、試合後にも話して。そこはもっとプラスに仕上げられたと思う」と前回よりも理想の仕上がりのようだ。

　タパレスに関しては「昨日よりも一段と絞ったなという。減量は楽ではないという風に見えましたが、アンダーでしっかり仕上げてきたので、ここからリカバリーをお互いにしていくか。それが明日の試合の差になる」と見据える。

　前回が60.1kgだったが、「それくらいで今回リングに上がろうかと思っています」と5kgリカバリーでリングに上がる。

　24日の会見で井上は「どんな展開になっても勝ちを手にする試合をする。チャンスが来たらしっかりと逃さないように試合を決めたい」とKOを示唆。「どのみちタパレスはすごくタフなファイターなので面白い試合になる」と激闘を約束している。

　井上はバンタムに次いでスーパーバンタムも4団体統一をすると世界で2人目の快挙、果たして実現なるか。

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