井上尚弥、2階級4団体統一”8つのベルト”獲得は全てKO勝利!大橋会長が偉業を讃える
12月26日(火)に行われた[プロボクシング世界スーパーバンタム級4団体統一戦](有明アリーナ)でWBC&WBO王者の井上尚弥(30=大橋)が、WBAスーパー&IBF王者のマーロン・タパレス(31=フィリピン)を10R1分02秒、右ストレートでKO勝利。井上は史上2人目の2階級4団体王座を達成した。
試合後、井上の所属ジムの大橋会長は2階級4団体統一で獲得した8つのベルトは全てKO勝利と報告し井上を称えた。
【フォト】井上尚弥、2階級4団体ベルト獲得の全6試合のKOシーン
2階級で4団体に必要な8つのベルト。
まずバンタム級では18年5月にWBA王者ジェイミー・マクドネル戦(1R 1分52秒=パンチ連打)。
19年5月にIBF王者エマヌエル・ロドリゲス戦(2R 1分19秒=ボディブロー)。
22年6月WBC王者ノニト・ドネア戦(2R 1分24秒=左フック)。
22年12月WBO王者ポール・バトラー戦(11R 1分9秒=パンチ連打)。
スーパーバンタムでは、23年7月WBC WBO王者ステーブン・フルトン戦(8R・1分14秒=パンチ連打)。
そして今回23年12月26日のマーロン・タパレス戦(10R・1分2秒=右ストレート)だ。
大橋会長は「2階級4団体統一は全でKOで勝った。今日、判定かKOか、それは全く違うものになっていたので、KO勝ちで勝ったというのは本当に大きいことだし、この状況でKOは本当に凄いこと。改めて井上尚弥は凄いと実感しました」と称えた。
さらに大橋会長は「タパレスは楽勝モードとマスコミには出てましたが、本当に警戒した通りの相手でした」と井上陣営は決して楽な相手では無いと警戒をしていたという。井上も試合後会見で、ガードの固いタパレスに10Rに差し掛かる頃には「判定行くのかなと、頭をよぎった。倒したいけれど無理してKO狙えるほどボクシングは甘くない。軽いパンチでも重ねていけば崩れる」と冷静に進めようと思ったと語った。
試合は井上が序盤から優勢に進め4Rにダウンを奪うも、タパレスは固いガードの上、後ろ重心で前進しコンビネーション、アッパーを当てるなど巧さを見せた。しかし10R、井上のワンツーがタパレスのガードをくぐり抜けクリーンヒット、ダメージが蓄積していたのかタパレスが崩れ落ち、レフェリーが試合を止めた。
史上2人目の2階級4団体統一達成!これからの井上の快進撃に期待だ。
▶︎次のページは【フォト】井上尚弥、2階級4団体ベルト獲得の全6試合のKOシーン
- 1
- 2
- ≪ 前のページへ
- 次のページへ ≫
●編集部オススメ
・タパレス、井上尚弥にKO負けの理由は「スピードに追いつけなかった」傷だらけの顔で敗因語る
・井上尚弥、粘るタパレスに豪快KO!4団体統一し「もっと強い姿をこの階級で見せる」=試合結果
・井上戦ラウンドガール、透けたレースクイーン衣装でKO!グランプリ目指す
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします
TwitterでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!
Follow @efight_twitインスタグラムでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!