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【ボクシング】ネクスト井上尚弥・堤駿斗が計量パス、初の世界ランカー戦に「KOで勝つ」ベンチャーラ「自分の全て見せる」

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2023/12/30(土)UP

”ネクストモンスター”堤(右)がベンチャーラ(左)と世界ランカー対決

 12月31日(日)東京・大田区総合体育館にて行われるプロボクシング[フェザー級(57.1kg)10回戦]の計量が行われ、アマ13冠で東洋太平洋フェザー級王者の堤駿斗(24=志成)は57.0kg、WBA世界同級15位ルイス・モンシオン・ベンチャーラ(25=ドミニカ共和国)は56.6kgでパスした。
 堤は「ここ一番の体調」と好調な様子を見せ、計量台ではマッスルポーズ。相手のベンチャーラは500gアンダーも、バキバキに鍛え上げた肉体を見せた。

【フォト】ベンチャーラのバキバキ6パック腹筋!=計量写真

 堤は“次期井上尚弥”と期待されるWBC同級12位で、今回は初の世界ランカー対決。今年5月には日本最速のプロ3戦目での東洋太平洋フェザー級王座獲得に成功した。
 相手のベンチャーラとは今年10月に試合が決定していたが、堤のインフルエンザで延期となっていた。

 計量後の会見で堤は「ここ最近一番の体調で来れてる」と体調は万全とアピール。
 相手のベンチャーラに対し「短い間に2回も来てくれた、感謝とリスペクトを持って、明日全力で殴りに行く」と意気込む。

 来年は世界へ向けての年になるとの声もあるが「明日勝たないと先が見えてこない。明日の試合に集中して、しっかりKOで勝つ。来年もしかしたらと思わせるような試合をしたい」とKO勝利で、世界へのアピールになる試合をする。

 10月の試合前にはアメリカ遠征もしたが「だいぶ仕上げてきた。今回はそれを磨いて、倒すボクシングを一番に考えて練習してきた」とKOへの意識は高い。

 相手のベンチャーラは「自分の全てのパフォーマンスを見せる」と静かに闘志を燃やしていた。

<選手データ>
・堤駿斗(日本) 年齢:24歳 身長:171cm 戦績:3勝 OPBF東洋太平洋フェザー級王者
・ルイス・モンシオン・ベンチャーラ(ドミニカ共和国) 年齢:25歳 身長:165cm 戦績:11勝(9KO)WBA世界フェザー級15位

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