上田幹雄のTKO勝利に空手界からは賞賛の声も、スダリオ剛「逃げるなよ」納得せず
12月31日(日)さいたまスーパーアリーナで開催された『RIZIN.45』の[RIZIN120.0kg契約]では、極真元世界王者の上田幹雄(BRAVE)がスダリオ剛(HI ROLLERS ENTERTAINMENT / PUREBRED)に左ヒザ蹴りでTKO勝利。
空手界からは喜びの声で溢れるも、相手のスダリオは「大丈夫だったが止められた」と納得しておらず、上田に「逃げるなよ」「借りを返させてもらう」とリベンジ宣言している。
試合後に上田はインタビューで、左ヒザ蹴りについては「無意識に出た技」と語り「今回は日本選手権という捉え方をしていた。ここで勝って世界へ行こうと思っていた」と“MMA全日本決勝戦”と捉えていたと言う。
上田の見事なTKO勝利に、空手界は大いに沸き、ネットでも「最強を証明した」「まさかKOとは」「まさに一撃必殺だ」と賞賛や喜びの声で溢れた。
その後、2日に『BreakingDown11』のオーディション動画が公開。スダリオは“因縁”の安保瑠輝也と携帯で話し、高額なファイトマネーやルール次第では出場を考えるというやり取りをしていた。
これを見た上田はSNSで「一緒に世界目指したいのに…」とつぶやく。
これにスダリオは3日、インスタのストーリーで「大丈夫、その内君にもしっかり借りは返させてもらうよ」「一緒に世界とか言って逃げるなよ、必ず首取りに行くから」とリベンジを宣言した。
そもそもスダリオは試合後のインタビューでも、上田の左ヒザ蹴りは「タックルに行った時の出会い頭でバランスを崩したので、入ったように見えた」「レフリーに大丈夫大丈夫と言っていたのに止められた」「格闘技は難しい」と結果への不満を吐露していた。
また1日のインスタストーリーでも「誰があれで納得するんだよ」「イライラが止まらないから明日から再開しよう」と語っている。
上田は空手の世界のように、全日本の決勝で争った日本人同士が、世界大会へ共に向かうというイメージだったのかもしれないが、スダリオは結果に納得せず。リベンジに燃えている。
2人の再戦はあるのだろうか。
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