堀口恭司、ムエタイ天才・吉成名高がMMA挑戦するなら「ポテンシャルはある、けれど…」
1月21日(日)群馬・オープンハウスアリーナ太田にて開催される堀口恭司の新MMA団体『TOP BRIGHTS』のZoom会見が8日、行われた。
大会では[日本vsタイのムエタイ5vs5対抗戦]が組まれ、日本大将として“ラジャダムナンスタジアム3階級制覇”吉成名高(エイワスポーツジム)が参戦する。
会見で堀口は、吉成のMMAでの可能性について振られると「ポテンシャルはある」と評価し、また吉成のATTでの練習についても語った。
【動画】吉成名高が強烈パンチで一撃KO!ラジャ3階級制覇の偉業を達成=昨年12月
吉成は、昨年12月に外国人史上初のラジャダムナンスタジアム3階級制覇を達成した、天才ムエタイ戦士だ。
今回は日本側の大将として参戦。相手はムエタイで複数タイトルを持ち、アマチュアムエタイの金メダリストでもあるジャオクントーン・ソーペッチタワン(タイ)だ。
ヒジ打ちとポイントファイトが上手い相手だが、会見で名高は「試合が終わるまでには倒す」とKO決着を宣言した。
名高は昨年10月、この大会でもエグゼクティブプロデューサーを務める、現RIZINフライ級王者・堀口恭司(ATT)とYouTubeでコラボ。動画では名高が堀口に三角絞めを教わり、即タップする様子が写っていた。
この動画のコメントでは「若き天才のMMA転向見たい」など吉成のMMA参戦を期待する声もちらほら。
名高は会見で、MMA参戦について問われると「見るのはすごい好き」としつつ「MMAやる時はそれだけに集中してやらないと。今はムエタイ」と、現時点での参戦は無いと言う。
これを受け堀口は、名高のMMA可能性について「ポテンシャルは結構高い」と評価。続けて「けれどそのための練習をしないと。先日(昨年大晦日)RIZINにもキックボクサーが何人か出ていましたが、そんなに甘くない。ちゃんとした練習をしないと勝ち星はつかない」と、吉成と同じくMMAに専念すればと条件をつけた。
また、吉成が転向した暁には「ATTに呼んだりしても全然いいのかな」と所属する名門ATTで共に練習もありとしながら「本人にやる気があればの話」と結んだ。
今回のムエタイ対抗戦は、MMAのケージの中で行われる。
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