【RWS JAPAN】海人vsラジャ”最強外国人王者”ロドリゲスを希望「絶対呼びたい」

2024/01/09（火）UP
（最終更新：2024/01/26 13:38）

　2月12日（月・祝）東京・後楽園ホールで開催される、タイ・ラジャダムナンスタジアムワールドシリーズ（RWS）初の日本大会『RWS JAPAN』の記者会見が9日、行われた。
　このムエタイ・ビッグイベントの今後の参戦者として、主催者は“最強外国人王者”ラジャダムナンスタジアム認定ミドル級王者ダニエル・ロドリゲス（25=スイス）の名を挙げた。またロドリゲスと、日本の70kgトップといえる海人（TEAM F.O.D）との対戦も期待した。

【動画】ラジャの”最強外国人王者”ロドリゲスがパンチで一撃KO！相手は立てず

　RWSはタイで大人気のビッグイベントで、今回は日本で初開催。今大会は吉成名高のラジャ3階級目の正規王座統一戦の他、ラジャミドル級1位や、RWSトーナメント連覇者など、タイの“ガチ強豪”が多く参戦する。

　日本大会は今回一回限りの興行ではなく、RWS JAPAN代表の佐々木洋平氏によると「出来れば年4回」と定期的な開催を予定する。

　今後はどんな強豪たちが来襲するのか尋ねると、マッチメイクに関わるBOMプロモーション代表・中川夏生氏は「まずチャイラー選手。フェザー級のチャンピオン」と名を挙げる。
　そして「ヨーティン。世界で一番強いムエカオ（組みからのヒザが得意な選手）。馬渡選手が勝ってくれたら、馬渡選手と見たい」と、今回参戦する馬渡亮太の結果次第では組むと言う。

　チャイラーとヨーティンはフェザー級の王者と1位。ライバルとして鎬を削り、今年5月にはチャイラーがヒジでダウンを奪い勝利している。両者とも紛れもないフェザー級のトップオブトップだ。
　今回の参戦は発表されていないが、BOMのフェザー級では、朝陽・PKセンチャイムエタイジムが君臨している。トップ対決はあるか。

　さらに「この選手は必ず呼びたい、ダニエル選手。本当に強い選手。すごい身体が強い」と、外国人のラジャダムナンスタジアム認定ミドル級王者であるダニエル・ロドリゲスの名を出す。
　ロドリゲスは、ヨーロッパで敵無し、22年からRWSに参戦すると、トーナメント優勝を経て、スーパーウェルター級王座を獲得した。41戦無敗だったが、昨年9月に初黒星を喫している。

　このロドリゲスを、日本人の誰と戦わせたいか聞くと「まずはジョー君。今回勝っていただいて、やってもらいたい」と、今回参戦するマイク・ジョーに期待をかける。

　そして「ヒジあり、70kg以上となると、海人選手。（海人には）本当に最強なのか、皆さんに見せつけてほしい」と現在、日本70kg戦線トップといえる海人の参戦を期待した。

　また佐々木氏も「各階級の日本のキックチャンピオンたち、立ち向かって日本のキックが最強だということを示していただきたい。またSNSでも、皆さんに誰を呼んでほしいと声をあげてもらえれば」と、日本の各団体の王者たちにも、RWS挑戦してほしいと呼びかけた。

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