那須川天心、相手棄権のTKOに「ロマチェンコ勝ち!」”進化”したポイントとは
1月23日、ボクシング3戦目の那須川天心(25=帝拳)が序盤から圧倒し、相手のルイス・ロブレス(25=メキシコ)は右足首の負傷のため、3R終了時に棄権、TKO勝利となった。
那須川は3Rまでどっしりとした構えで前に出て、3Rにはボディも効かせていた。今回進化したポイントとして「プレスをかけられるようになった」と自身を評価、「ロマチェンコ勝ち!」とも語った。
試合後のインタビューで那須川は、今回の進化した所を問われ「プレスをかけられるようになったこと。今回のテーマ」とプレッシャーをかける戦法を行えたことだと言う。
前回の試合は「打って外して、来たら下がってという感じだった」と言うが、今回は「スパーリングの時から無駄な動きをしない、自分から攻める」ことを心掛けたとのこと。
具体的には「前の手がすごくうまくなった。差し合いで誰にも負けなくなった」ことで前へ出ることが出来、さらにディフェンス面でも「ちゃんとガードしてしっかりとそこで返す」と即座に返せるようになったと言う。
3Rまでの展開も「狙い通り」と振り返り「しっかりと距離を測って、ガードして、相手の攻撃を確認して。そこで打ち返してと、多分全局面で」上回った手ごたえがある。
続けて「だから相手の心も折れたんじゃないかな。ロマチェンコ勝ち」と、実力差に相手が試合途中で棄権する“ロマチェンコ勝ち”になったのではと言う。
そして「これじゃ負けないな、というのを見せられた」と満足気に語った。
また粟生トレーナーも「無駄なものがなくなって、安定感のあるボクシングになってきたかな。あのまま続けていても、あと1回か2回で終わるような展開になっていたと思う」と、合格点を出した。
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