那須川天心のTKO勝利に、竹原慎二らレジェンドが評価したポイントとは!?相手の棄権についても語る
昨日23日にボクシング3戦目を迎えた那須川天心(25=帝拳)は、ルイス・ロブレス(25=メキシコ)からTKO勝利を飾った。相手が右足首の負傷のため3R終了時に棄権での勝利となったが、これでボクシング転向後3戦3勝だ。
元ボクシング世界王者の竹原慎二は試合直後の23日、自身のYouTubeチャンネルでボクシング界のレジェンドの渡嘉敷勝男や畑山隆則とともに、那須川の試合を振り返り、感想を語り合った。
【フォト】那須川が“効かせた”ボディブロー、竹原ら那須川の評価と足りないものを語る動画も
竹原は那須川のTKO勝利について「天心、凄く良かったね」と高評価。渡嘉敷は「前傾の姿勢で強く打っていた」と進化を見たと言い、竹原も「いつものパフォーマンスがなく、今回は地に足がついた感じでしっかりとパンチを避けて、打っていた」と続いた。
那須川は3Rまでどっしりとした構えで前に出て、3Rにはボディも効かせていた。これからという時にロブレスが足を負傷しての棄権となり、思わずリング上で「嘘でしょ」と悔しがったほどだ。
ロブレスが棄権したシーンについて渡嘉敷は「相手に無理だなと思わせるのは、相当な成長だね。でも3戦目で世界ランカーに勝っちゃうんだから、天才だよな」と那須川の才能を称賛。畑山も「まさに神童ですね」とコメントした。
そして竹原は「天心が凄すぎて、凄い試合でも凡戦に見えてしまう」と溜息をつくと、畑山は「相手が弱く見えちゃうね」と呼応した。渡嘉敷は「強さを証明するためには、タイトルが欲しいね。タイトルがあれば、チャンピオンとして見てくれるから。うまさは世界トップレベル、あれでパンチ力がついたら、どんどん強くなる。タイトルもすぐに獲れると思う」とタイトル戦挑戦を提案した。
ボクシング3戦目の那須川に周囲が求め過ぎる傾向はあるが、それは期待値の高さなのだろう。たしかに渡嘉敷が指摘するように、日本、東洋などのタイトルを持てば、チャンピオンらしい戦いとして、評価されることになるのかもしれない。
また畑山は「まだ3戦目の選手に倒せないと言うけどダウンを取っているし、僕は世界チャンピオンになって倒せるようになった長谷川(穂積)君と同じタイプかなと思っています」と那須川を分析しているようで、やはりタイトル獲得によりチャンピオンとしての戦い方が確立されてくるのだろう。
那須川は「ダメージがないので、すぐに次の試合に向けて準備をします」と試合後に語っていたため、4戦目にどんな試合が組まれるか楽しみだ。
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