2024/02/04（日）UP
（最終更新：2024/03/06 15:22）

最優秀KO賞を受賞した大﨑一貴

　2月4日（日）、都内会場にてRISE初となる年間表彰式『RISE’s PRIZE（ライズプライズ）』が開催され、Best KO賞（最優秀KO賞）は、芸術的なバックスピンキックKOを披露した大﨑一貴（OISHI GYM）が受賞した。

『RISE’s PRIZE』は2023年の1年間でRISEを中心に開催された大会でのベストバウト、活躍した選手、ラウンドガールなど13部門を表彰するセレモニー。ドレスアップした選手や関係者が登壇した。

　最優秀KO賞は、多くの試合が候補に挙がる中、大﨑vsリヴァース戦が選ばれた。大﨑は昨年6勝して4KOと活躍。とくにインパクトを残したのは同4月21日に行われた“Weedy”ニコラス・リヴァースとのISKAオリエンタルルール世界フライ級（-53.5kg）王座決定戦で、芸術的なバックスピンキックでKOし会場を盛り上げた。

　プレゼンターを務めたRISEの伊藤隆代表は「昨年のRISEの大会は180試合のうち、68回のKOが生まれました。その中でも大﨑は見事にKO賞を受賞し、素晴らしかったと思います」と称えた。

大﨑（右）とRISE伊藤代表

　激戦区から見事に受賞した大﨑は、「自分が選ばれるとは思っていなかったのが本音です。たくさんのKOがある中で選んでいただき、嬉しいです」と喜びの声を届けた。

　だが、大﨑は今年3月のK-1との対抗戦の候補に選ばれていたようだが、最終的に試合が組まれなかったことから、SNSで不満を漏らしていたという。

　司会者に突っ込まれると「対抗戦は選ばれると思っていたんで、相手も聞いていて、そこへ向けて準備もしてきたところだったんです。でも、最初はしょうがないと切り替えようと思っていたんですけど、対抗戦の会見を見ていたら悔しくなってきて、ちょっとSNSで書いてしまいました」と大﨑は苦笑した。

　今回は条件が合わなかったと思われるが、次回に対抗戦が組まれることになれば、KOアーティスト・大﨑の出番が回ってくるかもしれない。大﨑は「今年3月は、まだ相手が決まっていないんですけど、しっかり勝ちたいと思います。昨年は負けてしまったので、今年は全勝で、また賞をもらえるようにがんばります」と意気込みを語った。

　大﨑は、RISEの3月大会に出場が予定されているため、誰と対戦することになるのか楽しみだ。

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