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【ONE】“野生獣”手塚裕之、4連続フィニッシュに期待大!「自分の試合をすれば勝てる」=2.17

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2024/02/15(木)UP

強靭なマッスルボディを持つ手塚裕之

 2月17日(土)にタイ・バンコクのルンピニー・スタジアムで開催される格闘技イベント『ONE FIGHT NIGHT 19』のウェルター級MMAマッチにて、アブラーオ・アモリム(37=ブラジル)と対戦する、“野生獣”こと、手塚裕之(33=ハイブリッドレスリング山田道場/TGFC)が試合前インタビューに応じ、高まる4連続フィニッシュ勝利の期待に「自分の試合をすれば勝てる」と語った。

【動画】手塚が電光石火の一本勝ち!韓国強豪をアームバー葬

 筋骨隆々のマッスルボディを持つ手塚は“野生獣”の異名を持つ第13代パンクラスウェルター級王者で、12勝のうち8勝がKOというハードヒッター。直近の3試合は全てフィニッシュ勝利と好調だ。アギラン・ターニ、エドソン・マルケスをKO撃破。その後は負傷により1年8ヶ月間の長期欠場を強いられたが、昨年10月の前戦でジン・テホに初回一本勝ちし、復活をアピールした。

前戦で快心の一本勝ちを決めた手塚

 当初、手塚はヴァミール・ダ・シウバ(ブラジル)と対戦する予定だったが、シウバが直前で欠場。急遽、アモリムと対戦することとなった。アモリムは22年4月の『ONE156』でパク・デソンにTKO勝利。同11月にアフメド・ムジタバに一本負けした。それ以来の参戦となる。通算戦績9勝4敗。

 タイに現地入りしてから対戦相手の変更を聞いたという手塚。その心境を尋ねると「対戦相手の変更とか良くあるし、試合できること自体に感謝したいと思う。相手が変わってもやることは変わらない。自分の試合をすれば勝てると信じていいます」と、平常心。

 対戦相手の情報については「ONEでの試合映像を2つ見た程度です」といい、続けて「元々、相手に合わせてやっていない。勿論、警戒すべき点などコーチとチェックはしますが、戦い方を変えるとか、そういうのはない。自分のMMAを出すという感じで、別に心配はしていない。自分を出せば、相手の光は消える」と、自分の戦いに全集中する構えだ。

手塚と対戦する、アブラーオ・アモリム

 手塚のこの言葉には、やはり過去3試合は全てフィニッシュ勝利していることが大きな説得力を持つ。4連続フィニッシュがかかるこの試合、この勢いについての理由を尋ねると「判定だと、見ている人がつまらないと思い、やっています。お客さんはお金を払って見にきてくれているというのを良く言われながら、育ってきたので、プロ意識というか、そういうのは自分の中にあります。いつも良い試合を作ろうと努力している結果だと思います」と、自己分析した。

 そして、見る人たちを感動させようとするプロ意識に加え、手塚はフィニッシュに対する勝負感を鍛える方法として、自身が実践する自然の中に身を置く、野生の勘を研ぎ澄ますことを挙げた。確かに、“ジャパニーズ・ビースト”の愛称を持つ手塚は日々の練習でも、住んでいる栃木県の山中に入り、極寒の滝の中で寒中水泳など行うなど、その野性味溢れるトレーニングは凄すぎるの一言だ。

 奇しくも2月15日に34歳の誕生日を迎えた手塚。その心境を尋ねると「僕の場合は、のらりくらり好きな様にやってきて、まだプロデビューして9年目。これからが全盛期だと思っています」と笑顔で答えた。

 この勝利の後、年内は、再び開催されるであろう日本大会への参戦、そして、ライト級&ウェルター級のONE世界王者クリスチャン・リーへの挑戦を目標とするとした手塚。今年一発目の試合、どの様な戦いを見せるのか、注目だ。

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