【Krush】里見柚己と伊藤健人が計量パス、“因縁タイトル戦”でバチバチ睨み合い!
2月24日(土)東京・後楽園ホールで開催される『Krush.158』の前日計量が23日、都内にて行われた。
ダブルメインイベント第2試合(第8試合)の[Krushライト級(-62.5kg)タイトルマッチ]で対戦する、里見柚己(team NOVA/王者)が62.5kgジャスト、伊藤健人(K-1ジム蒲田チームアウラ/挑戦者)が62.45kgで計量をパス。
因縁のタイトル戦を迎える両者、共に仕上がり抜群の肉体を見せ、フェイスオフではバチバチに睨み合った。
【フォト】里見と伊藤が“仕上がり抜群”の肉体で計量パス!超接近のバチバチフェイスオフも
里見は22年に龍華、西京佑馬に連勝し、23年には当時の王者・大沢文也を下してベルトを獲得。しかし、昨年9月のK-1横浜アリーナ大会(ノンタイトル戦)で伊藤にKO負け。それを受けて、今回のタイトルマッチが組まれた。里見にとっては初防衛戦であり、リベンジマッチとなる。
対する伊藤は、J-NETWORKアマチュア全日本ライト級優勝などアマチュアで実績を残し、14年2月のKrush後楽園大会でプロデビュー。22年鈴木翔也戦から4連勝で勢いに乗り、満を持してのタイトル挑戦だ。
なお、今大会は前売りでチケットが全席完売となっている。
計量後の会見で、伊藤は「明日は超満員の後楽園ホールで、メインイベントに相応しい試合、Krushという試合を体現する為にずっと準備してきたので、明日はそれをリングで出します」、里見は「本当に1日も自分に負けることなく、最高の仕上がりができました。 明日は全選手で最高のKrushを作り上げて、1番最後に自分がしっかりと締めたいです」と両者気合十分のコメント。
伊藤は、里見にもう一度勝利してチャンピオンになる上で、1番大事なことを「もうあれ(前回の試合)は忘れてて、今回はメインイベントとしての倒し方だったり、試合を意識してます。 やっぱ自分が見てきたKrushのメインは超満員ですごい盛り上がりなんで、 それに相応しい選手になってベルトを巻くことが明日の1つのテーマです」とメインへの強い思いを述べた。
一方の里見は、リベンジを果たす為に1番大事なことを「(前回)しっかり派手に倒されてるんで、あそこで倒された自分を1回も忘れずに、毎日自分に負けることなく、自分で自分をいじめていじめ抜いて、すごい強くなって帰ってきた。それを明日は思いっ切り対戦相手にぶつけて、これで1個のドラマが完結するようにしたい」と前回の悔しい気持ちを全力でぶつける構えだ。
話の中でも出ていた『Krushのメインらしい試合』に関して、伊藤は「一言で言えば、明日は後楽園が地鳴りのような、揺れるような試合にしたいです」とし、里見は「お客さんの心を動かすような、『やっぱりKrushはすごいな』っていう、自分達の試合でお客さんの心を動かして、 全員ちょっと立ち上がらせたいですね、派手なKOで」と、互いに会場が沸くような決着を望む。
伊藤は、キャリア31戦目で迎えるタイトルマッチ。今回までに遠回りをしてきたことは、どんな意味を持つか聞かれると「いや遠回りではなくて、それは自分が歩んできた必然。結果的に時間がかかってただけで、 自分としては遠回りではなくて、それはもう自分の全て。ただ、明日でベルトを巻くことがもう決まってるので、 必ず勝ってベルトを巻きます」と覚悟を決めた表情でコメント。
伊藤の言葉を受け、里見は「自分もあと1歩のところでベルトが懸かって、勝てなくてっていうのが何回も続いて、やっと手に入ったベルト。 そんな簡単にKrushのベルトは巻けないよって思ってますし、地鳴りとかじゃなくて、もう本当一瞬で終わると思います。目離さないでほしいです」と短期決着を予感させた。
明日のタイトル戦は、伊藤が勢いままに新王者となるか、それとも里見がリベンジを果たして王座を死守するのか。素晴らしいファイトを期待したい。
<計量結果>
▼Krushライト級(-62.5kg)タイトルマッチ/3分3R・延長1R
里見柚己(team NOVA/王者)→62.5kg
vs
伊藤健人(K-1ジム蒲田チームアウラ/挑戦者)→62.45kg
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