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【UFC】マネル・ケイプ“体重落とせない”、バンタム転級の意向!朝倉海が証言

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2024/03/03(日)UP

マネル・ケイプ©Getty Images

 朝倉海が1日、自身のYouTubeチャンネルを更新。現在アメリカのラスベガスで修行している海は、UFCのフライ級で活躍するマネル・ケイプ(アンゴラ)と会って話をしたという。
 そこでケイプは、フライ級(56.7kg)からバンタム級(61.2kg)への転向を考えていると海に伝えたようだ。今年1月に計量オーバーするなど、身体が大きくなったと思っていたが、やはり階級を上げるようだ。

【フォト&動画】身体が大きくなった直近のケイプのボディ、RIZIN時代との比較

 海はYouTubeで「UFC PIでケイプと会ったんだけど、めっちゃ体がデカいのよ。『今73kgある』って言ってたかな。そしたら『多分フライ級に落とせないからバンタム級にする。まだ決まってないけど来月くらいに試合があるかもしれない。次はバンタム級で行く』と言ってた」と、ケイプが階級変更を考えていることを明かした。

 ケイプは元RIZINバンタム級王者として有名。海とは2度対戦しており、1勝1敗とライバル的関係だった。20年にUFCへ移籍してからは1つ下のフライ級に落とし、4勝2敗の成績で現在同級6位だ。

 しかし、21年のオデー・オズボーン戦で1.36kgのオーバー(キャッチウェイトでKO勝利)、前回のマテウス・ニコラウ戦も1.58kgオーバー(試合消滅)と2度の計量失敗をしてることから、階級アップは十分に考えられる。

RIZINバンタム級王者の頃のケイプ

 今のバンタム級王者はショーン・オマリーで、“新世代スター”と称される人気選手。一撃で相手を沈める抜群のスタンドを武器に、キャリア17勝のうち12KOをマークしている。1位はメラブ・ドバリシビリだ。強力なレスリング力が特徴で、先月には元2階級王者のヘンリー・セフードを判定で下し、10連勝を飾った。

 2位は元王者のアルジャメイン・スターリングだが、次戦はフェザー級での試合が決まっている。続く3位はコーリー・サンドヘイゲン、元WKA世界王者のストライカーで3連勝中。そして4位には元王者のピョートル・ヤン。さらに、日本人ではレスリングエリートでU-23世界選手権優勝の実績を持つ中村倫也も参戦しており、2連勝をあげている。

 UFCの中でも、フライ級とバンタム級では、選手層の厚さがかなり変わるとされているが、ケイプの次戦はどうなるか。そして強豪揃いのバンタム級でどれだけ勝ち上がっていけるのだろうか。

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