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【K-1】元ボクシング王者・中島玲、初参戦に自信「今までのボクサーとは全く違う」ダークホースとなるか!?

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2024/03/05(火)UP

元プロボクシング日本王者・中島玲がK-1初参戦

 3月20日(水・祝)東京・国立代々木競技場第一体育館大会で開催される『K-1 WORLD MAX』の記者会見が5日都内にて行われ[K-1 WORLD MAX 2024 -70kg世界最強トーナメント・開幕戦]の組み合わせが発表された。
 本日の会見には、キック転向初戦で過酷なトーナメントに挑む、元プロボクシング日本スーパーウェルター級暫定王者・中島玲(フリー)が登場して意気込みを語った。一体、中島とはどんな格闘家なのだろうか。

【動画】中島が怒涛の連打でKOする瞬間!K-1のリングでも見られるか

 中島は幼少の頃に空手、キックボクシングを学び、 高校からボクシングを始めた。アマチュアで経験を積むも、16年に交通事故で首を骨折。3年のリハビリで奇跡の復活をはたし、 19年にプロデビュー。昨年4月には日本スーパーウェルター級暫定王者決定戦で同級2位の選手をTKOで下し、日本暫定王者となった。プロボクシング戦績は9戦6勝(1KO)3敗。その後K-1転向を表明し、今回はK-1デビュー戦でいきなり世界トーナメントに参戦となる。

会見でコメントする中島

 会見で中島は「最近、キック界からスター選手がボクシング界に流れているということで、ボクシングからは僕がキックに行こうかなと思って来ました。普通のただのボクサーだと思わないほうが良いと思うんで。1回戦の相手のウマール選手、すぐに倒して、KOで本戦に出られるように頑張ります」と自信溢れるコメント。

 K-1初参戦の反響については「良くも悪くも色々な反応があって、注目されているのは感じるので嬉しい。『ボクサーはローキックでやられろ』とか言われているが、僕にローキックは多分当たらない」という。
 その根拠を「極真空手を3歳からやってて、高校からボクシングに変わるんですけど、それまではずっと空手とキックをやっていた。ローキックは問題ない。今までのボクサーとは全く違う。元々蹴り主体の選手だったので、逆にボクシングに行ってパンチの技術が向上して帰ってきたと思ってます」と語った。蹴りにも対応できるボクサーとなれば、より一層期待は高まる。

ウマール・セマタvs中島玲(K-1公式Xより)

 今回対戦するウマール・セマタ(ウガンダ)の印象を問われるも「印象は特に。ただ自分の戦いをすれば、自ずと倒れてると思う。真っ直ぐストレートで落としてやろうかと思ってます」とストレートでのKOを宣言。

 また前述の通り、交通事故で首を骨折した過去を持つ中島。その事について聞かれると「友達の車の後部座席に乗って寝てて、起きて気づいたら病院で首固定されてる状況だった。最初痺れで手足が上手く動かなくて、車イス生活で自力で動けるようになろうと思ってたんですけど、次の日起きたら痺れが全部取れてたので、『自分は格闘技で生きていく人間だ』と逆にその時に心に決めた」と、事故の経験が今の中島を作っているようだ。

 中島が開幕戦で激突するセマタは、“ウガンダの宝石”と呼ばれるフィジカルモンスターで、攻撃を受けても筋肉で弾き飛ばすディフェンス能力の高さがある。WBCムエタイ世界スーパーミドル級暫定王者となった実績もあり、素早い右のパンチ、堅いディフェンスからローキックやミドルキックを蹴るなど確かな実力を持ち合わせる選手。

 果たして中島は、トーナメントのダークホースとなるだろうか。注目せずにはいられない存在だ。

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