2024/03/19（火）UP
（最終更新：2024/03/19 12:19）

ブアカーオ戦が決定し、会見に出席した木村ミノル

　3月18日（月）都内にて記者会見が行われ、3月23日（土）兵庫・神戸ワールド記念ホール『RIZIN LANDMARK 9 in KOBE』にて、キックルール（74kg契約）でブアカーオ・バンチャメーク（タイ）vs木村“フィリップ”ミノル（ブラジル）の対戦が決定。
　ドーピング陽性から復帰する木村は、会見で「ブアカーオ選手こそ、身体の変化を見ているとなかなか怪しい。検査しっかりやってもらって」と発言。さらに会見後は上半身裸になり、ムキムキの筋肉をアピールしてみせた。

【フォト】木村ミノルが脱いだ！そのムキムキな筋肉

　木村は昨年6月にRIZINでルクク・ダリを初回KO後、ドーピング陽性が発覚し無効試合に。半年間の試合中止となり、昨年12月に安保瑠輝也戦が決まったが、再びドーピング陽性に。今回はドーピングが抜け切り、復帰戦を行うことになった。

　RIZINの榊原信行CEOによれば、2月7日に再検査を行い検体をアメリカに送った結果、陰性となったという。ブアカーオ戦の前にもドーピング検査を行い、仮に陽性となった場合は「無期限の出場停止、永久追放ということにせざるを得ない」とコメント。

　計量オーバーの過去も持つことから、榊原氏は「キャッチ（ウエイト）ってことはないですね。求めるのは試合の勝ち負けの前に体重を守ることと、再度の陽性にならない身体を作ること」と語る。仮に木村が計量オーバーし、ブアカーオがオーバーを受け入れた場合でも試合は成立させない意向を示した。

　一方、木村は「ブアカーオ選手こそ、ドーピング怪しいんじゃないかな。身体の変化を見ていると、なかなか怪しい。俺が何か言える立場じゃないけど、検査しっかりやってもらって」とブアカーオにもドーピング検査を要求。